ページの先頭行へ戻る
Interstage Application Server V12.0.0 Java EE 7 設計・構築・運用ガイド
FUJITSU Software

10.15.4 update-log-configサブコマンド

名前

update-log-config - ログ出力機能の動作の設定

形式

wscadmin update-log-config [--directory=log_directory] [--rolloversize=roll_over_size] [--rollovertimestart=roll_over_time_start --rollovereverytime=roll_over_every_time] [--historysize=history_size] [--debug[=true|=false]] --target target

機能説明

Webサーバコネクタのログ出力を設定します。

オプション

オプション名

簡略名

説明

--directory

なし

ログ出力ディレクトリを絶対パスで指定します。

省略した場合、設定は更新されません。

--rolloversize

なし

ログサイズ(ログファイルの最大サイズ)を1~512の範囲で指定します。単位はMBです。
指定した場合、ログファイルが指定したサイズに達するとロールオーバーが行われます。

省略した場合、設定は更新されません。
ただし、--rollovertimestartを設定した場合、設定は削除されます。

--rollovertimestart

なし

ロールオーバーを開始する時刻を0~23の範囲で指定します。

このオプションを設定する場合、同時に--rollovereverytimeの設定が必要です。

指定した場合、Webサーバが起動して指定した時刻に達したあと、最初にログに書き込みが発生した時点で、ログファイルがロールオーバーされます。

省略した場合、設定は更新されません。
ただし、--rolloversizeを設定した場合、設定は削除されます。

--rollovereverytime

なし

ログファイルをロールオーバーする時間間隔を1~24の範囲で指定します。

このオプションを設定する場合、同時に--rollovertimestartの設定が必要です。

指定した場合、--rollovertimestartで指定した時刻に達したあと、指定した時間が経過するたびに、その後のログに書き込みが発生した時点で、ログファイルがロールオーバーされます。

省略した場合、設定は更新されません。
ただし、--rolloversizeを設定した場合、設定は削除されます。

--historysize

なし

ロールオーバーしたログファイルを保管する世代数を1~9の中から選択します。
保管するログファイルの数が指定した世代数を超えた場合は、一番古い世代のログファイルが削除されます。

省略した場合、設定は変更されません。

--debug

なし

ログファイルにデバッグ情報を出力するかどうかを設定します。

省略した場合、設定は変更されません。

--target

なし

設定対象のWebサーバ名を指定します。

戻り値

0: 正常終了
1: 異常終了

注意事項

使用例

以下のように実行します。

C:\Interstage\F3FMwsc\bin\wscadmin update-log-config --rolloversize=3 --historysize=2 --target FJapache

Command update-log-config executed successfully.

/opt/FJSVwsc/bin/wscadmin update-log-config --rolloversize=3 --historysize=2 --target FJapache

Command update-log-config executed successfully.