セッションリカバリ機能で行う、通信のタイムアウト値の設定について説明します。
セッションリカバリ機能に関係して、以下のタイムアウト値を設定します。
設定箇所 | 値域/デフォルト値 | 内容 | |
---|---|---|---|
Session Registry Serverでの例 | |||
(1) | IJServerクラスタ: | 1~2147483647 / 15(秒) | クライアントとの通信が途絶えた場合に通信を切断するまでの時間(秒)を指定します。Webコンテナは指定した値を使用して、タイムアウトのチェックを2回行うため、必要とする値を2回に分けた値で指定する必要があります。 |
30(秒) | |||
(2) | IJServerクラスタ: | 0~86400 / 480(秒) | アプリケーションの最大処理時間の監視時間を指定します。 |
480(秒) | |||
(3) | 「4.23.3 Session Registry Clientの設定」 | 1~86400 / 440(秒) | Session Registry Serverからの応答待ち時間を設定します。 |
440(秒) | |||
(4) | Session Registry Server: | 1~2147483647 / 15(秒) | このSession Registry Serverが対象とするWebコンテナからの通信が途絶えた場合に通信を切断するまでの時間(秒)を指定します。Webコンテナは指定した値を使用して、タイムアウトのチェックを2回行うため、必要とする値を2回に分けた値で指定する必要があります。 |
30(秒) | |||
(5) | Session Registry Server: | 0~86400 / 480(秒) | Session Registry Serverの最大処理時間の監視時間を指定します。 |
400(秒) | |||
(6) | Session Registry Server: | 1~86400 / 360(秒) | セッションのリカバリ時、もともとセッションを保持していたコンテナから最新のセッションの取得を行いますが、このときの最大待ち時間を設定します。 |
360(秒) |
各値は、以下の関係を満たすように設定してください。
(2) > (3) > (5) > (6) |