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Interstage Application Server V12.0.0 Java EE 7 設計・構築・運用ガイド
FUJITSU Software

6.13.1 コンテキスト情報

並行処理リソースを使用して以下のように処理を実行する場合に伝播させるコンテキスト情報の種類を指定できます。

指定できるコンテキスト情報は以下の種類があります。

  1. Classloader

    実行する処理では呼び出し元と同じコンテキストクラスローダーを用いてクラスをロードすることができます。

  2. JNDI

    実行する処理では呼び出し元と同じネーミングサービス・環境ネーミングコンテキストに対してJNDIのlookupメソッドを実行することができます。

  3. Security

    実行する処理では呼び出し元と同じセキュリティコンテキストの下で処理を行うことができます。

各並行処理リソースのコンテキスト情報はそれぞれ以下の定義項目で指定できます。

参考

通常は、全ての並行処理リソースで全てのコンテキスト情報を伝播させるように設定することを推奨します。