並行処理リソースを使用して以下のように処理を実行する場合に伝播させるコンテキスト情報の種類を指定できます。
管理実行サービスおよび管理スケジュール実行サービスでは、スレッドプール内のスレッドでタスクを実行する場合
管理スレッドファクトリでは、作成したスレッドでタスクを実行する場合
コンテキストサービスでは、作成した動的プロキシオブジェクトで処理を実行する場合
指定できるコンテキスト情報は以下の種類があります。
Classloader
実行する処理では呼び出し元と同じコンテキストクラスローダーを用いてクラスをロードすることができます。
JNDI
実行する処理では呼び出し元と同じネーミングサービス・環境ネーミングコンテキストに対してJNDIのlookupメソッドを実行することができます。
Security
実行する処理では呼び出し元と同じセキュリティコンテキストの下で処理を行うことができます。
各並行処理リソースのコンテキスト情報はそれぞれ以下の定義項目で指定できます。
参考
通常は、全ての並行処理リソースで全てのコンテキスト情報を伝播させるように設定することを推奨します。