メッセージブローカは、メッセージブローカの情報をログとして記録します。メッセージブローカのログは、メッセージブローカの調査および状態の監視に役立ちます。
出力先
ログの出力先は、次のとおりです。
[Java EE 7共通ディレクトリ]\domains\domain1\imq\instances\${メッセージブローカ名}\log
[Java EE 7共通ディレクトリ]/domains/domain1/imq/instances/${メッセージブローカ名}/log
ログファイル名
log_N.txt(N:0から9までの数値)
最大で10個のログファイル(log_0.txt~log_9.txt)が作成されます。
ポイント
保管するログファイルの数が10を超えた場合は、一番古い世代のログファイルが削除されます。
ログの設定
以下の設定が変更できます。
デッドメッセージに関する情報をログに書き込むかどうかを指定します。デフォルトでは、デッドメッセージに関する情報を書き込みません。
ログファイルは、「ログサイズ」で指定した条件でローテーションします。デフォルトでは、条件が満たされたタイミングでローテーションされます。
ローテーションに関しては、以下の項目が設定できます。
ログファイルの最大サイズを指定します。デフォルト値は256MBです。
ログファイルが、指定したサイズに達するとローテーションされます。
ローテーション時には、既存のlog_0.txtを変名し、新規にlog_0.txtを作成してログを出力します。
ログの設定は、ログ機能に関するプロパティを使用して、imqbrokerdコマンドで設定します。
ログ機能に関するプロパティの詳細については、「8.7.6 ログ機能に関するプロパティ」を参照してください。
出力フォーマット
[#|yyyy-MM-ddTHH:mm:ss.SSSZ|LOG_LEVEL|5.1|imq.log.Logger|_ThreadID=スレッドID;_ThreadName=スレッド名;|ログ本文| #]
各出力項目について、以下に説明します。
ログの出力時刻を出力します。
以下のいずれかを出力します。
FORCE :常に表示する情報
ERROR :エラー
WARNING:警告
INFO :情報
ログ本文のメッセージ内容については、「第11章 Java EE 7のメッセージ」を参照してください。