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Interstage Application Server V12.0.0 Java EE 7 設計・構築・運用ガイド
FUJITSU Software

4.14.5 PostgreSQLベースのデータベース JDBCドライバ(Type4)

注意

本項で説明する設定方法は以下のデータベースで有効です。

  • Symfoware Server (Postgres)

  • Enterprise Postgres

  • PowerGres Plus


PowerGres PlusのJDBCドライバは、本製品をx64またはIntel64アーキテクチャのOSにインストールした場合だけ、使用できます。

環境変数の設定

以下の環境設定を行ってください。

クラスパスの設定については「4.14.1 JDBCドライバの環境設定」を参照してください。

設定項目

設定値(注1)

クラスパス

  • Symfoware Server (Postgres)またはEnterprise Postgresの場合

    JDBCドライバ・格納先ディレクトリ\postgresql-jdbc41.jar

  • PowerGres Plusの場合

    JDBCドライバ・格納先ディレクトリ\postgresql<バージョン>.jdbc41.jar (注2)

1) SolarisまたはLinuxの場合、“\”を“/”に読み替えてください。

2) <バージョン>は、“-9.3-1102”などの文字列です。

接続プールの設定

接続プールの設定に以下を指定してください。
リソースタイプにはデータソースクラスが実装するインタフェースを指定してください。

パラメタ

指定値

名前

任意の値

リソースタイプ

以下のいずれかを指定してください。

  • javax.sql.ConnectionPoolDataSource

  • javax.sql.DataSource

データベースベンダー

Postgresql (注1)

データソースクラス名

以下のいずれかを指定してください。 (注2)

  • org.postgresql.ds.PGConnectionPoolDataSource

  • org.postgresql.ds.PGPoolingDataSource

1) データベースベンダーは、Interstage Java EE 7管理コンソールから接続プールを作成するときにだけ指定してください。

2) PowerGres Plusの場合、org.postgresql.ds.PGSimpleDataSourceも指定できます。

リソースタイプごとに使用するデータソースクラス名については、以下のように指定してください。

リソースタイプ

データソースクラス名

javax.sql.ConnectionPoolDataSource

org.postgresql.ds.PGConnectionPoolDataSource

javax.sql.DataSource

org.postgresql.ds.PGPoolingDataSource

org.postgresql.ds.PGSimpleDataSource

プロパティ

以下に指定できるプロパティを説明します。説明されているプロパティ以外は編集する必要はありません。指定するプロパティの詳細は、JDBCドライバのマニュアルを参照してください。

プロパティ名

user

ユーザIDを指定してください。

password

パスワードを指定してください。

databaseName

データベースの名前を指定してください。

serverName

データベースサーバのIPアドレスを指定してください。

portNumber

ポート番号をデフォルトから変更した場合、変更したポート番号を指定してください。