ページの先頭行へ戻る
ServerView Resource Orchestrator V3.4.0 検疫ネットワークへの自動隔離機能 使用手引書
FUJITSU Software

4.5 rcxadm netconfig

名前

インストールフォルダー\SVROR\Manager\bin\rcxadm netconfig - ネットワークデバイスの一括操作

形式

rcxadm netconfig export -file file.xml
rcxadm netconfig import -file file.xml [-dryrun|-nowait]

機能説明

rcxadm netconfigは、ネットワークデバイスの一括操作を行うコマンドです。

サブコマンド

export

登録されているすべてのネットワークデバイスのネットワーク構成情報をXML形式でエクスポートします。

import

XMLファイルに定義されているすべてのネットワーク構成情報をインポートします。

ネットワークデバイスについては、ネットワーク構成情報に定義されているNetdevicesタグ配下の登録モード(Modeタグ)に従って作成または変更を行います。

結線情報については、ネットワーク構成情報に定義されているLinksタグ配下の登録モード(Modeタグ)に従って作成または変更を行います。

参考

  • LANスイッチの探索によって検出されているネットワークデバイス(状態は"[未登録]")に対してインポートを行うと、登録に失敗しインポート処理が終了します。

    状態が"[未登録]"のネットワークデバイスの登録については、ネットワークデバイスを削除後、再度インポートするか、ネットワークデバイスの作成を行ってください。

    ネットワークデバイスの作成と削除については、rcxadm netdeviceコマンドで行います。

    rcxadm netdeviceコマンドについては、「4.6 rcxadm netdevice」を参照してください。

  • 状態が[登録済み]のネットワークデバイスに対して登録モード(Netdevicesタグ配下のModeタグ)に"add"を指定したXML定義を指定してインポートを行うと、変更せずに次のネットワークデバイスに対するインポート処理を継続します。

    登録モード(Netdevicesタグ配下のModeタグ)に"modify"を指定したXML定義を指定してインポートを行うと、管理IPアドレス(Netdevice ip)と同じIPアドレスで登録されているネットワークデバイスに対して更新処理を行います。

  • 登録済みの結線情報に対して登録モード(Linksタグ配下のModeタグ)に"add"を指定したXML定義を指定してインポートを行なうと、すでに登録済みの結線情報については変更せずに、次の結線情報に対するインポート処理を継続します。なお、登録済みの結線情報か否かについては、"機器の管理IPアドレス(Device ip)"と"接続ポート(Port)"の組合せで判断します。

    登録モード(Linksタグ配下のModeタグ)に"modify"を指定したXML定義を指定してインポートを行うと、登録されている結線情報をすべて削除してからXML定義に指定されている結線情報を新たに登録します。

オプション

-dryrun|-nowait
-dryrun

リソースを登録せず、ネットワーク構成情報を定義したXMLファイルのフォーマットの検査だけを行う場合に指定します。

-nowait

サブコマンドで指定したネットワーク構成情報の操作が完了するのを待たずに、コマンドを復帰させる場合に指定します。

-file file.xml
  • importサブコマンドの場合

    file.xmlには、作成するすべてのネットワークデバイスを定義したXMLファイルを指定します。

  • exportサブコマンドの場合

    file.xmlには、XMLファイルの取り出し先のファイル名を指定します。

XMLファイルの定義については、「A.6 ネットワーク構成情報XMLファイル」を参照してください。

参考

exportサブコマンドで-fileオプションに指定するXMLファイル名に既存のファイル名を指定した場合、65927メッセージが出力され、エクスポートが失敗します。

必要な権限・実行環境

権限

OSの管理者

実行環境

管理サーバ

終了ステータス

以下の終了ステータスが返されます。

0

正常に処理されました。

0以外

エラーが発生しました。