参考
rcxadm avmgr quarantineコマンド、rcxadm avmgr unquarantineコマンドにより実施される仮想L-Serverの接続先ネットワーク変更の実行時に出力されるメッセージにおいて、説明が変更されるメッセージはありません。
21143
FJSVrcx:INFO:21143:L-Server名:quarantine L-Server:started
L-Server(L-Server名)の検疫ネットワークへの隔離の処理を開始しました。
対処は必要ありません。
21144
FJSVrcx:INFO:21144:L-Server名:quarantine L-Server:completed
L-Server(L-Server名)の検疫ネットワークへの隔離の処理が完了しました。
対処は必要ありません。
21171
FJSVrcx:INFO:21171:security event occurred.detail
本製品に、セキュリティイベントが通知されました。
detailには、詳細情報が表示されます。
ウイルス対策製品の識別子に示すウイルス対策製品からRORに、セキュリティリスクがSNMPトラップで通知されました。
oidにはSNMPトラップのエージェント識別子が表示されます。
stにはSNMPトラップの機器固有の識別子が表示されます。
dataにはSNMPトラップのエージェントから受信した生データが表示されます。
デコードされたdataの内容を確認するにはシステムログを参照してください。
システムログに出力されるメッセージの出力時刻はGUI(RORコンソール)のイベントログに出力されるメッセージの出力時刻と数分の差があります。
detailの出力内容に従って対処を行ってください。
mgmt_soft_name=ウイルス対策製品の識別子 oid=SNMPトラップのエージェント識別子st=SNMPトラップの機器固有の識別子 data=SNMPトラップのエージェントから受信した生データの場合
以下の場合を除いて、対処は必要ありません。
21180
FJSVrcx:INFO:21180:obj:function was performed
objに対するfunctionの処理が実行されました。
objには、L-Server名が表示されます。
L-Serverを検疫ネットワークへ接続する際に、ユーザーへのメッセージ通知が実行されました。
マルウェア感染時にL-Serverにアクションを実行する際に、テナント管理者へメールが通知されました。
対処は必要ありません。
41123
FJSVrcx:WARNING:41123:obj:function was aborted. detail=detail
objに対するfunctionの処理が実行されませんでした。
objには、L-server名が表示されます。
detailには、functionが実行されなかった原因が表示されます。
L-Serveにマルウェア感染時のアクションを実行する際に、ユーザーへのメッセージ通知が実行されませんでした。
L-Serverにマルウェア感染時のアクションを実行する際に、テナント管理者へのメール通知が実行されませんでした。
VDI管理サーバのリモートコマンド処理が失敗しています。以下のどれかの可能性があります。
VDI管理サーバの接続情報、動作状況やネットワーク設定を確認してください。
SMTPサーバのリモートコマンド処理が失敗しています。
SMTPサーバの接続情報、動作状況やネットワーク設定を確認してください。
上記に該当しない場合、調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
67153
FJSVrcx:ERROR:67153:obj: already exists
objはすでに存在しています。
objには、以下のどれかが表示されます。
すでに同じ名前のウイルス対策製品のリソースが存在しています。
サブマネージャー連携用情報の操作で本メッセージが表示された際、すでにマネージャー情報が存在しています。
作成するオブジェクトの名前を変更するか、既存のobjを削除後、再操作してください。
上記以外の場合、objに表示された内容に従って、対処を行ってください。
登録するウイルス対策製品のリソース名を変更するか、登録済みのウイルス対策製品の登録を解除したあと、再操作してください。
サブマネージャー連携用情報の操作で本メッセージが表示された際、必要に応じてIPアドレスまたはFQDNを変更して再度実行してください。
67154
FJSVrcx:ERROR:67154:obj:not found
表示されたオブジェクトに対して以下の項目を確認したあと、再操作してください。
コマンドを実行して表示された場合、以下について確認してください。
指定したオブジェクト名のリソース種別がコマンドの引数に指定できるリソース種別と異なっている可能性があります。
指定するオブジェクトのリソース種別を確認したあと、再操作してください。
objには、指定したオブジェクト名が表示されます。
オブジェクト名には、下記が表示されます。
67198
FJSVrcx:ERROR:67198:command execution error.detail
マネージャーのコマンドでエラーが発生しました。
detailには、詳細情報が表示されます。
detailの出力内容に従って対処を行ってください。
L-Serverの検疫ネットワークへの隔離に失敗しました。
詳細は以下のとおりです。
mailnotice コマンドにてSMTPサーバの接続情報が既に登録されています。
detailの出力内容に従って対処を行ってください。
SNMPTrapまたはREST-APIに含まれるIPアドレスが設定されたL-Serverがありません。
当該IPアドレスを使用している仮想マシン・SBCサーバとL-Serverの関連付けが完了しているか確認してください。
本製品のマネージャーが複数台で構成されている場合、以下を確認してください
413警告メッセージが出力されていない場合は、対処不要です。
他のサブマネージャーで管理されている場合は、サブマネージャー連携用情報が正しく設定されているか確認してください。
詳細に「submgr:本製品のマネージャーのIPアドレスまたはFQDN」が含まれている場合は無視してください。
SNMPTrapまたはREST-APIに含まれるIPアドレスが設定されたL-Serverが複数あります。
テナントを利用しているなどで、同じIPアドレスが設定されたL-Serverが複数ある環境には対応していません。
同じIPアドレスが設定された仮想L-Serverは1つにしてください。
既に登録済みのため対処不要です。
L-Serverの検疫ネットワークへの隔離の延長で実施される、L-Serverの変更操作でエラーが発生しました。
「メッセージ集」を参照し、「メッセージ集」のエラーメッセージに従って対処してください。
本製品のマネージャーが複数台で構成されている場合、以下を確認して異常が発生した本製品のマネージャーに接続し、エラーメッセージに従って対処を実施してください
IPまたはFQDNに該当する本製品のマネージャーで異常が発生しています。
1台目の本製品のマネージャーで、異常が発生しています。
67280
objはfunctionをサポートしていません。
functionには、サポートしていない機能名が表示されます。
条件によってfunctionが利用できる場合、下記のfunctionまたはdetailには詳細情報が表示されます。
下記以外の場合、objで利用できない機能を利用しようとしているために表示されています。対処は必要ありません。
objの物理L-Serverは関連付け以外の方法で作成されているため、ネットワークの接続先変更はサポートしていません。
Trend Micro Policy Managerの通知から、隔離対象のL-Serverを特定できませんでした。
設定や操作に誤りがあります。
詳細は以下のとおりです。
「2.13 構築済みのSBCサーバと物理L-Serverの関連付け」を参照し、関連付けを行ってください。
「2.12 構築済みの仮想PCと仮想L-Serverの関連付け」と「2.13 構築済みのSBCサーバと物理L-Serverの関連付け」を参照し、関連付けを行ってください。
「2.1 検疫ネットワークへの自動隔離機能を利用するための事前準備」を参照し、Policyの定義を修正してください。
以下の場合、セキュリティリスク検出時に本製品に自動的に通知が行われない場合があります。
Trend Micro Policy Managerのwebコンソールにおいて、そのセキュリティリスクに対して手動でActionを依頼すると本エラーメッセージが出力される場合があります。
本製品による検疫ネットワークへの隔離は実施できないため、Trend Micro Policy Managerのwebコンソールに出力される情報を参考にして、手動でセキュリティリスクに対処してください。
その他の場合は、対処は必要ありません。
67295
FJSVrcx:ERROR:67295:obj:duplicate resource name found
ウイルス対策製品の登録または変更しようとしているobjのウイルス対策製品のリソースと、同じIPアドレスかつ同じウイルス対策製品の識別子のリソースがすでに存在します。
ネットワーク変更用XMLファイルに記述したL-Server名と同じ名前のL-Serverがすでに存在します。
本製品では、同じIPアドレスかつ、同じウイルス対策製品の識別子のリソースは1つだけ存在できます。
ウイルス対策製品の登録または変更時に指定するIPアドレスを変更して、再操作してください。
ネットワーク変更用XMLファイルに記述するL-Server名は、ネットワーク変更用XMLファイルのファイル名に含まれるL-Server名と同じである必要があります。いずれかの仮想L-Server名を変更してください。
rcxadm avmgr quarantineコマンドを実施してください。
rcxadm avmgr unquarantineコマンドを実施してください。
67355
FJSVrcx:ERROR:67355:connection error. target=target
target先のプログラムが起動していない可能性があります。
以下のマニュアルを参照して通信先が起動しているか確認し、エラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。
「運用ガイド VE」の「第2章 マネージャー、エージェントの起動と終了」を参照し、通信先を起動してください
「運用ガイド CE」の「第2章 マネージャー、エージェントの起動と終了」を参照し、通信先を起動してください。
管理サーバのResource Coordinator Managerのサービスが起動していない可能性があります。サービスを起動してください。
管理サーバと管理対象サーバのポート番号を確認してください。
誤りがある場合、正しいポート番号に変更してください。
ポート番号の確認については、「設計ガイド VE」の「付録A ポート一覧」を参照してください。
ポート番号の変更方法については、「操作ガイド VE」の「8.2 ポート番号の変更」または「9.1.6 ポート番号の変更」を参照してください。
ポート番号の確認については、「設計ガイド CE」の「付録A ポート一覧」を参照してください。
ポート番号の変更方法については、「操作ガイドインフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「6.2 ポート番号の変更」または「7.1.6 ポート番号の変更」を参照してください。
67392
FJSVrcx:ERROR:67392:modifying VM guest failed. detail=detail
VMゲストの構成変更に失敗しました。
detailに表示された内容に従って、対処を行ってください。
L-Serverの構成変更で本メッセージが表示された場合でも、一部の情報が変更されていることがあります。変更された情報を確認する場合、しばらく待ってからL-Serverの情報を確認してください。
IPアドレスのVMホスト/VM管理製品に対する制御で異常が発生しています。エラー番号に応じて対処を行ってください。
VMホストのリモートコマンド処理が失敗しています。VMホストの動作状況やネットワーク設定を確認してください。
VMホスト上で実行しても動作しない場合、VMホストに問題があります。VMホストの問題を解決してから、操作を行ってください。
【Citrix Xen】
無償ライセンスのXenServerを使用している可能性があります。
本製品は、無償ライセンスのXenServerはサポートしていません。
CitrixXenのプールに登録されるXenServerのライセンスを確認し、有償ライセンスを適用してください。
上記の対処を行っても問題が解決しない場合、またはdetailに上記以外が表示された場合は、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
67999
FJSVrcx:ERROR:67999:internal error, details
以下の場合に異常が発生しました。
管理サーバのResource Coordinator Managerのサービスへの通信で不明なエラーが発生した可能性があります。
該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
参考
システムログに出力されるメッセージ
本機能が管理サーバのシステムログに出力するメッセージは以下のとおりです。