検疫ネットワークへの自動隔離機能では、Citrix XenDesktop、Citrix XenApp、仮想化ソフトウェア、ウイルス対策製品などが導入された環境に、セキュリティ対策ソリューションを提供します。
そのため、本機能の構成例にある以下について構築済みであることを前提とします。
注意
本製品のマネージャーは、管理ネットワークだけ接続してください。本書では、以下を総称して仮想PCと呼びます。
本書では、以下のサーバをSBCサーバと呼びます。
本書では、以下のネットワークを運用ネットワークと呼びます。
セキュリティリスク検出時にメールを受けてL-Serverのセキュリティリスク対処を行う場合など、メールを通知される管理者をL-Server群ごとに分けて設定できます。この管理者を同じとするL-Server群をテナントという単位で管理できます。
リソースを管理するプールは、テナントとリソース種別の組み合わせで1つ作成します。テナントに属さないL-Serverに関連するリソースのプールは、マネージャーで1つ作成してください。
なお、管理対象のL-Serverが多数となる大規模構成で本機能を使用する場合、「1.3 大規模環境を管理する場合の構成」を参照してください。
注意
本機能を使用する場合、基本的にはVirtual Editionを使用してください。本機能以外にプラットフォーム提供サービスを使用する場合はCloud Editionを使用してください。
切替え先のネットワークとして、標準スイッチ上の仮想ネットワーク名とVDS上の仮想ネットワークに同名のものが存在する場合、標準スイッチ上の仮想ネットワークに切替えが行われます。
VDS上のネットワークに切替えを実施する場合は、ネットワーク名が重複しないよう注意してください。