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ServerView Resource Orchestrator V3.4.0 検疫ネットワークへの自動隔離機能 使用手引書
FUJITSU Software

1.3 大規模環境を管理する場合の構成

本製品のマネージャー1台で管理できるVM数には上限があり、以下の上限を超えるVMを管理する場合は、本製品のマネージャーが複数台必要です。

本機能を使用する場合において

VMware環境、かつ、Virtual Edition

2500VM

その他の場合

1500VM

そのため、本製品のマネージャーが複数台で構成されている場合、1台目で受信した通知/リクエストを必要に応じて他の本製品のマネージャー(以降、サブマネージャー)に送信し、自動隔離機能が動作します。

サブマネージャーから自動隔離を行う例を図 1.15 マネージャーが複数台で構成されている構成例に示します。

図 1.15 マネージャーが複数台で構成されている構成例
マネージャーが複数台で構成されている構成例

(1) ウイルス検出を通知

(2) ウイルス検出時、SNMPトラップを本製品の1台目(以降、1台目のマネージャー)に通知

(3) サブマネージャーで管理するL-Serverのため、サブマネージャーに通知

(4) ウイルス検出時、サブマネージャーが仮想PCおよびSBCサーバを検疫ネットワークに自動隔離

注意

  • 本製品のマネージャーを複数台で構成する場合は、仮想化ソフトウェアのクラスタを1つのマネージャーで管理し、HA機能などでL-Serverがサーバ間を移動しても同じマネージャーで管理できる構成としてください。

  • クラスタと同様に、テナントも同じ本製品のマネージャーで管理できる構成としてください。