本製品のマネージャー1台で管理できるVM数には上限があり、以下の上限を超えるVMを管理する場合は、本製品のマネージャーが複数台必要です。
VMware環境、かつ、Virtual Edition |
2500VM |
その他の場合 |
1500VM |
そのため、本製品のマネージャーが複数台で構成されている場合、1台目で受信した通知/リクエストを必要に応じて他の本製品のマネージャー(以降、サブマネージャー)に送信し、自動隔離機能が動作します。
サブマネージャーから自動隔離を行う例を図 1.15 マネージャーが複数台で構成されている構成例に示します。
(1) ウイルス検出を通知
(2) ウイルス検出時、SNMPトラップを本製品の1台目(以降、1台目のマネージャー)に通知
(3) サブマネージャーで管理するL-Serverのため、サブマネージャーに通知
(4) ウイルス検出時、サブマネージャーが仮想PCおよびSBCサーバを検疫ネットワークに自動隔離
注意
本製品のマネージャーを複数台で構成する場合は、仮想化ソフトウェアのクラスタを1つのマネージャーで管理し、HA機能などでL-Serverがサーバ間を移動しても同じマネージャーで管理できる構成としてください。
クラスタと同様に、テナントも同じ本製品のマネージャーで管理できる構成としてください。