結合型は、以下のいずれかを選択できます。
図3.40 結合型の定義
INNER JOIN方式
入力ジャーナルファイルのデータが、入力マスタファイルに存在しない場合、そのデータを出力しません。
LEFT OUTER JOIN方式
入力ジャーナルファイルのデータが、入力マスタファイルに存在しない場合、そのデータは空で出力します。
FULL OUTER JOIN方式
入力ジャーナルファイルのデータが入力マスタファイルに存在しない、または、入力マスタファイルのデータが入力ジャーナルファイルに存在しない場合には、そのデータは空で出力します。
ポイント
以下に、同じデータを各JOIN方式で連結した出力結果のイメージを示します。
ポイント
結合型に“INNER”を指定した場合、入力ジャーナルファイルのレコードに対して、結合関係式が真となる入力マスタファイルのレコードが存在しないとき、未連結のジャーナルレコードは出力されません。この場合、以下のパラメタを設定することで、未連結のジャーナルレコードを別のディレクトリに出力できます。
基本コマンド利用時は、replace用動作環境ファイルのExceptRecordFolderパラメタ
C API利用時は、AsisSetEnvironment関数の環境パラメタExceptRecordFolder
統合コマンド利用時は、統合定義ファイルのExceptRecordFolder属性
機能の詳細については、以下を参照してください。
基本コマンド利用時は、“1.3.1 replace用動作環境ファイル”
C API利用時は、“2.5.1 AsisSetEnvironment”
統合コマンド利用時は、“5.6 処理条件定義部:Replace”