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Interstage Data Effector V9.3.x リファレンス集
FUJITSU Software

3.1.4 属性式

属性式とは、パス式で示すXML文書中の特定の要素ノードの属性ノードの値を示すための記述です。
属性式の定義を以下の図に示します。

図3.4 属性式の定義

注意

  • パス式の最後に、パス演算子“//”を記述する場合は、パス式の後ろの“/”を省略します。

  • “*”を指定した属性式は、関数の引数として使用できません。

  • 検索式のキーワードにパターンを指定したときだけ、属性式に“*”を指定できます。

参照

日時関数の詳細は、“4.4 単一行関数(日時関数)”を参照してください。

パス式

パス式は、階層構造にあるXML文書中の特定の要素ノードの位置を識別するものです。

参照

パス式の詳細な記述については、“3.1.2 パス式”を参照してください。


属性名

パス式で指定した要素ノードの属性ノードの名前を指定します。属性名の前には@を必ず指定します。“*”を指定すると、パス式で指定した特定の要素ノードのすべての属性ノードを意味します。


注意

属性式中のパス要素に@から始まる要素名は指定できません。


属性式の記述例を以下に示します。

<company>
  <name>fujitsu</name>
  <employee position="chief">
    <name>tanaka</name>
    <id>2000</id>
  </employee>
</company>

/company/employee/@position

“employee要素ノード”の属性ノード“position”の値を示します。図中の(1)“chief”を指します。