抽出条件を記述した検索式を定義します。
指定可能な検索式の数は最大30までです。
抽出条件に一致した項目の中から、出力したい項目をリターン式に指定します。
図1.3 検索定義
注意
検索定義ファイルの内容は、“1.2.1 select用動作環境ファイル”のCharacterCodeパラメタで指定したデータの文字コードで記述してください。
検索定義は行の先頭から記述してください。
1つの検索定義の最後には、改行を指定してください。
検索式の番号を指定します。
検索番号は、1から30までの範囲で、互いに重複しない番号である必要があります。
検索式に検索番号式を指定する場合、それよりも前に書かれている検索番号を指定してください。
テキストノード中のコメントセクションまたは処理命令をまたがった文字列検索は行えません。またパターン検索のうち、文字間隔指定、ワード間隔指定および任意文字指定では、テキストノード中にコメントセクションまたは処理命令が含まれている場合、かつ、その前後にキーワードがある場合には文字数判定が行えません。
データ | キーワード | 検索方法 | 検索結果 |
---|---|---|---|
ABC<!--コメント-->DEF | 'AB,2C,EF' | 文字間隔指定検索 | ヒットしません |
'ABC.?DEF' | 任意文字指定検索 | ||
AB<? CD ?>EF | 'AB,2C,EF' | 文字間隔指定検索 | |
'AB.?CD' | 任意文字指定検索 |
抽出条件に一致した項目の中から、出力したい項目をリターン式に指定します。
すべての項目を出力したい場合、リターン式は省略します。
参照
検索式の詳細については、“3.2 検索式”を参照してください。
リターン式の詳細については、“3.7.1 抽出機能のリターン式”を参照してください。