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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.3.0 操作ガイド インフラ管理者編
FUJITSU Software

11.3 テナントの作成

[テナントの作成]画面を利用して、新規にテナントを作成できます。

テナントを作成するには、以下のように操作します。

  1. [テナント一覧]画面で、[新規登録]ボタンをクリックします。
    [テナントの作成]画面が表示されます。

  2. [テナントの作成]画面で、作成したいテナントの情報を指定します。

    項目

    説明

    テナント名

    作成するテナントの名前を、半角英数字、ハイフン(-)、アンダースコア(_)で構成される32文字以内の半角英数字で始まる文字列で指定します。
    テナント名は、システム内で一意になるように指定してください。
    なお、"cfmgadm"というテナント名は指定しないでください。
    未入力の場合、登録時に自動生成されます。

    表示名

    作成するテナントの表示名を、30文字以内の文字列で指定します。
    表示名は利用状況の画面などで表示される名前です。
    必ず指定してください。

    メールアドレス

    作成するテナントの管理者のメールアドレスまたはメーリングリストを64文字以内で指定します。
    必ず指定してください。

    グローバルプール

    作成するテナントから利用可能なグローバルプールを選択します。
    グローバルプールは、複数選択できます。選択数に上限はありません。
    なお、初期画面では、グローバルプールはすべて選択されています。
    [全選択解除]ボタンをクリックすると、グローバルプールの選択状態がすべて解除されます。[全選択]ボタンをクリックすると、グローバルプールがすべて選択されます。

    プール名

    リソースプールの名前が表示されます。

    プール種別

    リソースプールの種別が表示されます。
    リソースプールには、以下の種別があります。

    • VMプール

    • サーバプール

    • ストレージプール

    • ネットワークプール

    • アドレスプール

    • イメージプール

    優先度

    L-Server作成時にリソースを自動選択する場合のリソースプールの優先度が表示されます。
    1~10の整数で、値が小さいほど優先度が高くなります。

    課金

    テナントの課金に関する情報を入力します。
    利用料金計算を実施する設定になっている場合だけ、入力欄が表示されます。
    利用料金計算機能の設定については、「運用ガイド CE」の「8.7.4 利用料金計算機能の設定」を参照してください。

    締め日

    月次締め処理を行う日を指定します。
    "1"~"31"から指定してください。
    "31"は末日締めを表します。

    送付先メールアドレス

    利用料金の送付先のメールアドレスを指定してください。
    省略した場合には、メールは送付されません。

    申請プロセス

    申請プロセスに関する情報を入力します。
    全体設定の"申請プロセスを使用する"設定の場合だけ、入力欄が表示されます。

    全体設定に従う/個別に設定する

    申請プロセスの設定について、全体設定に従うか個別に設定するかどうか選択します。
    デフォルトは、"全体設定に従う"が設定されています。
    "全体設定参照"のリンクをクリックすると、全体設定ダイアログが表示されます。
    全体設定の詳細については、「3.1 セットアップウィザード」の"Step1 申請プロセス"を参照してください。

    L-Platform利用申請時

    テナント管理者による承認およびインフラ管理者による審査を実施するかどうか設定します。
    "個別に設定する"設定の場合だけ、承認/審査の設定が表示されます。
    デフォルトは、全体設定と同じ設定値が設定されています。

    L-Platform構成変更時

    L-Platform解約時

    ポイント

    上記項目のメールアドレスには、テナント管理者による以下の操作が通知されます。

    • 利用者の登録

    • 利用者情報の変更

    • 利用者の削除

    • 利用者のパスワード設定

    インフラ管理者やテナントの代表者などのメールアドレスを指定で、テナントの利用者操作を監視できます。
    "利用者のパスワード設定"では設定したパスワードも通知されますので、信頼できるメールアドレスを指定してください。
    上記項目の送付先メールアドレスには、各L-Platformの使用量および課金情報をもとに算出された利用料金が送付されます。

    注意

    • Solarisゾーンを利用し、かつ、以下のどちらかに該当する場合、テナント名には"SUNW"から始まる文字列を指定しないでください。

      • リソース名の設定方式として、L-Serverの名前にサーバIDを利用する

      • リソース名の設定方式として、L-Serverの名前にホスト名を利用し、かつ、仮想サーバのホスト名設定として、テナント名+連番を利用する

    • 仮想サーバのホスト名設定として、"テナント名+連番"を利用する場合は、テナント名には英数字またはハイフン("-")だけ指定してください。ただし、数字だけのテナント名は不可です。

    なお、仮想サーバのホスト名設定は、「導入ガイド CE」の「9.4 仮想サーバのホスト名設定」を、リソース名の設定方式は、「導入ガイド CE」の「9.5 リソース名の設定方式の設定」を参照してください。

  3. [確認]ボタンをクリックします。
    確認画面が表示されます。

  4. テナントの情報を確認したら、[作成]ボタンをクリックします。
    完了画面が表示されます。

  5. [テナント一覧に戻る]ボタンをクリックして、[テナント一覧]画面に戻ります。