イメージ情報は、以下の5つの画面で情報を設定します。
[イメージ選択]画面(新規作成時だけ現れる画面です)
[基本情報]画面
[ソフトウェア選択]画面
[パッチ情報]画面
[構成確認]画面
なお、ここでは新規作成時に表示される画面を例にとって説明します。
[イメージ選択]画面では、イメージ情報に使用するクローニングイメージを選択します。
リストには利用できるクローニングイメージの一覧が表示されます。
項目説明
[イメージ選択]画面の項目について説明します。
項目名 | 説明 |
---|---|
テナント | クローニングイメージが格納されているイメージプールのテナント名称です。 |
クローニングイメージ | クローニングイメージの名称です。 |
Data disk | 接続されたデータディスクの個数です。 |
サーバ種別 | クローニングイメージの種別です。以下のどちらかが表示されます。
|
サーバ仮想化ソフトウェア | クローニングイメージのサーバ仮想化ソフトウェアです。 【VMware】"VMware" 【Hyper-V】"Hyper-V" 【RHEL-KVM】"RHEL-KVM" 【Solarisゾーン】"Solaris Zones" 【Citrix Xen】"Citrix XenServer" 【OVM for x86 2.2】"OVM for x86" 【OVM for x86 3.x】"OVM for x86" 【OVM for SPARC】"OVM for SPARC" 【物理サーバ】"(Physical Server)" |
格納先種別 | クローニングイメージの格納先ディスクリソースの種別です。
その他のサーバ仮想化ソフトウェアの場合、"-"が表示されます。 |
作成日時 | クローニングイメージが作成された日時です。 |
コメント | クローニングイメージに登録されたコメントです。 |
操作手順
[イメージ選択]画面での操作手順は、以下のとおりです。
一覧からクローニングイメージを選択します。
[次へ]ボタンをクリックします。
[基本情報]画面が表示されます。
注意
サーバ仮想化ソフトウェアがOVM for x86またはCitrix XenServerの場合、データディスク付きのクローニングイメージはサポートしていません。当該クローニングイメージはデータディスクなしのクローニングイメージとして取り扱われます。
[基本情報]画面では、イメージ情報の基本的な情報を設定します。
項目説明
[基本情報]画面の項目について説明します。
項目名 | 説明 |
---|---|
テナント | テナント入力フィールドのプルダウンからイメージ情報が属するテナントを選択します。 なお、L-Platformテンプレートを参照作成するとき、グローバルテンプレートをテナント固有テンプレートに変更できますが、逆にテナント固有テンプレートをグローバルテンプレートに変更できません。 |
イメージ情報名 | イメージ情報の名前を85文字以内([,],<,>,&,",'は指定不可)で指定します。 |
タイプ | 登録されているL-Serverテンプレートを選択します。
|
用途 | サーバの用途を以下から選択します。複数選択できます。
|
VDI | VDI連携を行うか否かを選択します。VDI連携を行う場合には、[利用する]チェックボックスを選択します。イメージ情報の新規作成時だけ指定できます。
|
システムディスク容量 | 配備するサーバのシステムディスクのディスク容量を0.1~99999.9GBの範囲内で指定します。
|
最大システムディスク容量 | L-Platform新規作成時に指定できる、システムディスクのディスク容量の上限値をGB単位で指定します。 |
最大CPU数 | L-Platform新規作成時に指定できる、CPU数の上限値を指定します。 |
最大CPU動作周波数 | L-Platform新規作成時に指定できる、CPU性能の上限値をGHz単位で指定します。 |
最大メモリ容量 | L-Platform新規作成時に指定できる、メモリ容量の上限値をGB単位で指定します。 |
最大データディスク数 | サーバに追加できるデータディスクの最大数を0~99の範囲内で指定します。 |
最大データディスク容量 | L-Platform新規作成時に指定できる、データディスクのディスク容量の上限値をGB単位で指定します。 |
最大NIC数 | NIC数を1~99の範囲内で指定します。 |
管理者ユーザー | 以下のすべての条件を満足する場合、管理者ユーザー名を8文字以内(半角英数字だけ指定可)で指定します。
省略した場合は、OSプロパティ定義ファイルのadmin_userキーに設定した値になります。 |
初期パスワード | 以下のユーザーのパスワードを85文字以内([,],<,>,&,",'は指定不可)で指定します。
【Linux】 【Solaris】
【その他】 |
初期パスワード (確認) | [初期パスワード]と同じ値を指定します。 |
Root役割パスワード | 以下のすべての条件を満足する場合、Root役割パスワードを255文字以内([,],<,>,&,",'は指定不可)で指定します。
すべての条件を満足し、かつRoot役割パスワードを省略した場合は、自動生成されたパスワードがOSに設定されます。 |
Root役割パスワード(確認) | [Root役割パスワード]と同じ値を指定します。 |
リソースタグ | L-Platform新規作成時に、配備先のVMプール/サーバプールの選択肢として表示されるリソースを絞り込むための文字列を85文字以内([,],<,>,&,",'は指定不可)で指定します。 |
操作手順
[基本情報]画面での操作手順は、以下のとおりです。
イメージ情報の基本情報の各項目を設定します。
[次へ]ボタンをクリックします。
[ソフトウェア選択]画面が表示されます。
ポイント
入力項目にエラーがある場合は、エラーメッセージが表示されます。エラーメッセージが表示された場合は、エラーメッセージを参考に正しい設定に修正してください。
作成後のL-Platformに対して、以下の最大値を指定する項目は変更できません。
最大CPU数
最大CPU動作周波数
最大メモリ容量
最大データディスク数
最大データディスク容量
最大システムディスク容量
最大NIC数
L-Platform作成後に、各リソースを追加する運用を実施する場合は、追加するリソース数の分も考慮して適切な値を指定してください。
[ソフトウェア選択]画面では、クローニングイメージで使用しているソフトウェアをイメージ情報に設定します。
操作手順
[ソフトウェア選択]画面での操作手順は、以下のとおりです。
設定するソフトウェアを選択します。
[次へ]ボタンをクリックします。
[パッチ情報]画面が表示されます。
[パッチ情報]画面では、ソフトウェアのパッチ情報の追加、変更、および削除をします。
以下に[パッチ情報]画面を示します。
図8.4 [パッチ情報]画面
[パッチ情報設定]ボタンをクリックすると、選択したソフトウェア情報のパッチ情報一覧が表示されます。
図8.5 [パッチ情報設定]画面
[パッチ情報]画面のボタンについて説明します。
ボタン名 | 説明 |
---|---|
パッチ追加 | パッチ情報を追加します。詳細は、「パッチ情報の追加」を参照してください。 |
パッチ情報を削除します。詳細は、「パッチ情報の削除」を参照してください。 |
パッチ情報の追加
パッチ情報を追加する場合の操作手順は、以下のとおりです。
ソフトウェアの[パッチ情報設定]ボタンをクリックします。
[パッチ追加]ボタンをクリックします。
選択したソフトウェアのパッチ情報の一覧の下に、パッチ情報が追加されます。
追加するパッチ情報のコンポーネント名および説明を入力するフィールドが表示されるので、必要な項目を入力します。
[設定]ボタンをクリックして、パッチ情報の追加を完了します。
項目説明
[パッチ]画面の項目について説明します。
項目名 | 説明 |
---|---|
名前 | 名前を32Bytes以内([,],<,>,&,",'を除くASCII文字列)で指定します。 |
コンポーネント名 | パッチを適用するコンポーネントの名前を85文字以内([,],<,>,&,",'は指定不可)で指定します。 |
説明 | パッチの説明を85文字以内([,],<,>,&,",'は指定不可)で入力します。 |
パッチ情報の変更
設定したパッチ情報を変更する場合の操作手順は、以下のとおりです。
ソフトウェアの[パッチ情報設定]ボタンをクリックします。
パッチ情報の一覧が表示されるので、必要に応じて情報を変更します。
[設定]ボタンをクリックして、パッチ情報の変更を完了します。
パッチ情報の削除
パッチ情報を削除する場合の操作手順は、以下のとおりです。
ソフトウェアの[パッチ情報設定]ボタンをクリックします。
パッチ情報の一覧が表示されるので、削除するパッチの[]ボタンをクリックします。
削除確認のメッセージが表示されます。
[OK]ボタンをクリックします。
パッチ情報が削除されます。
[構成確認]画面では、設定したイメージ情報を確認し、イメージ情報を新規作成、参照作成、または編集します。
操作手順
[構成確認]画面での操作手順は、以下のとおりです。
表示されている内容に誤りがないか確認します。
誤りがあった場合は、[戻る]ボタンをクリックして戻り、正しい情報を設定します。
[作成]ボタンまたは[OK]をクリックします。
イメージ情報が作成された旨のメッセージが表示され、イメージ情報が登録されます。
その後、[イメージ一覧]画面が表示されます。
注意
[イメージ一覧]画面が表示されると、以下はすべてリセットされます。
テナント、OS、および用途の絞り込み
並び順
選択状態