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ServerView Resource Orchestrator V3.4.0 解説書
FUJITSU Software

6.1.1.4 必須ソフトウェア

本製品を使用する場合、以下のソフトウェアが必要です。

必須ソフトウェア(Windowsマネージャー)

Windowsマネージャーの必須ソフトウェアは、以下のとおりです。

特に説明がない場合、マネージャーと同一サーバにインストールしてください。

WindowsマネージャーでRORコンソールを起動する場合、管理クライアントの必須ソフトウェアについても必要です。

表 6.33 【Windowsマネージャー】
必須ソフトウェア名 バージョン 備考
ServerView Operations Manager (注1)

V4.20.25~V7.02

V7.11.07

V7.20.03 (注2)

V7.20.08 (注2)

V7.20.10 (注2)

V8.10.01 (注2)

V8.20.02 (注2)

V8.21.00 (注2)

V8.41.01 (注2)

V8.51.00 (注2)

VIOM連携、RORコンソールからサーバ管理ソフトウェアのWeb UIを呼び出す場合に必要です。

「参照 関連するServerView製品のインストールについて」を参照してください。

VIOMを使用する場合、VIOMのマニュアルを参照し、サポートされているServerView Operations Managerのバージョンを使用してください。

V5.30~V7.02

V7.11.07

V7.20.03 (注2)

V7.20.08 (注2)

V7.20.10 (注2)

V8.10.01 (注2)

V8.20.02 (注2)

V8.21.00 (注2)

V8.41.01 (注2)

V8.51.00 (注2)

VMware ESXiを管理対象サーバとして利用する、またはシングルサインオンを使用する場合に必要です。

VMware ESXi、またはシングルサインオンがサポートされているバージョンのServerView Operations Managerを使用してください。

他社サーバ上のVMware ESXiの場合、または、当社ラックマウント型サーバ上のVMware ESXiでServerView ESXi CIM Providerを利用しない場合は不要です。

BACS

または

Intel PROSet

または

OneCommand NIC Teaming and

Multiple VLAN Manager

-

管理サーバの管理LANを冗長化する場合に必要です。

GLSを利用する場合、GLS製品の最新パッチも適用してください。

PRIMECLUSTER GLS for Windows 4.4以前
ServerView Virtual-IO Manager 2.6以降

VIOMによるI/O仮想化を利用する場合に必要です。

VIOMがサポートする管理対象サーバについては、VIOMのREADMEを参照してください。

基本ソフトウェアがWindows Server 2016の場合、VIOMと連携できません。詳細は、「6.1.3 Windows Server 2016にマネージャーを導入する場合の注意事項」を参照してください。

ServerView Infrastructure Manager 2.2

ISMによるI/O仮想化を利用する場合に必要です。

以下の機種で物理サーバの切替えを実施する場合に必要です。

  • PRIMERGY RXシリーズのM4以降の機種
  • PRIMERGY CXシリーズのM4以降の機種

アプライアンス製品のためマネージャーとは異なるサーバ上に配置します。

ISMがサポートする管理対象サーバについては、ISMのREADMEを参照してください。

ISM側でPXEブートを利用する場合、DHCPサーバが必要です。

DHCPサーバには、本製品のエージェントが必要です。

VIOMの未サポート機種に対してVIOM連携機能の代替をISMで実現します。

ただし、以下には対応していません。

  • 一括設定による管理製品(ISM)の登録
  • 管理サーバの高可用構成
Infrastructure Manager

2.3

2.4.0.c以降

2.5

2.6以降

Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Standard Failover Cluster (MSFC)

Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Datacenter Failover Cluster (MSFC)

- 管理サーバでクラスタを構成する場合に必要です。
VMware vCenter Server

4.0

4.1

5.0

5.1

5.5

6.0

6.5

6.7

VMwareに対してVMゲストのサーバ間の移動を利用する場合に必要です。

マネージャーと同じ管理サーバ上にも、異なるサーバ上にも配置できます。

VMware vCenter Server Appliance

6.0

6.5

6.7

VMwareに対してVMゲストのサーバ間の移動を利用する場合に必要です。

vCenter Serverと同等なソフトウェアですが、アプライアンス製品のためマネージャーとは異なるサーバ上に配置します。

Microsoft(R) System Center 2012 Virtual Machine Manager

または

Microsoft(R) System Center 2012 R2 Virtual Machine Manager

または

Microsoft(R) System Center 2016 Virtual Machine Manager

-

Hyper-Vに対してVMゲストのサーバ間の移動、VMメンテナンスモードの設定/解除を利用する場合に必要です。

マネージャーと同じ管理サーバ上にも、異なるサーバ上にも配置できます。「設計ガイド VE」の「9.2.1 利用する製品別の設定」の「SCVMMサーバのWeb Services for Managementの設定」を参照して、最大31セッションの多重制御ができるように設定してください。

Microsoft(R) System Center 2012 Virtual Machine Manager以降を使用する場合、Microsoft(R) SQL Server、およびWindows AIKまたはWindows ADKを事前にインストールする必要があります。

Microsoft(R) System Center 2012 R2 Virtual Machine Manager以降を使用する場合、Microsoft(R) SQL Server、Windows ADKを事前にインストールする必要があります。

詳細は、各製品のシステム要件を確認してください。

Windows PowerShell 2.0以降 Hyper-Vに対してVMゲストのサーバ間の移動、VMメンテナンスモードの設定/解除を利用する場合に必要です。
SNMP Service - ServerView Operations Manager で必要です。
SNMP Trap Service (OS標準のサービス) -

ServerView Operations Manager で必要です。

サーバ、機器からのSNMP Trapを受信するために必要です。

DHCP Server (OS標準のサービス) - 管理サーバと異なるサブネットに属する管理対象サーバを管理する場合に必要です。
ETERNUS SF Storage Cruiserマネージャー 14.2以降(注3)

ストレージアフィニティ切替え方式によるサーバ切替えを使用する場合に必要です(ストレージ装置がETERNUS DX8900 S4、ETERNUS DX900 S5、ETERNUS DX600 S5、ETERNUS DX500 S5、ETERNUS AF650 S3の場合、ストレージアフィニティ切替え方式によるサーバ切替えはサポートされていません)。

  • ETERNUS SF Storage Cruiser 16.1以降かつ、ETERNUS SF Storage CruiserでETERNUS DX200 S3/DX500 S3/DX600 S3/DX8700 S3/DX8900 S3/DX200F/DX200 S4/DX500 S4/DX600 S4/DX200 S5/AF250 S3を管理している場合は、以下の注意事項があります。
    • Storage Cluster functionのCAポートのペア化の対象となっているCAポートに、ストレージアフィニティ切替え方式によるサーバ切替えを利用する管理対象サーバ(SPARC M10/M12およびSPARC Enterprise)を接続しないでください。
    • ストレージアフィニティ切替え方式によるサーバ切替えを行う管理対象サーバ(SPARC M10/M12およびSPARC Enterprise)が利用しているCAポートを、Storage Cluster functionのCAポートのペア化の対象としないでください。

注1) クラスタシステムへマネージャーをインストールする場合、プライマリーノードとセカンダリノードに必要です。

注2) ServerView Operations Managerのインストール時に、[セキュリティの構成]画面で[Intermediate]または[Old]を選択してください。[Modern]はサポートしていません。

注3) エージェントのOSがOracle Solaris 11 11/11以降の場合、15.1以降を使用してください。

必須ソフトウェア(Linuxマネージャー)

Linuxマネージャーの必須ソフトウェアは、以下のとおりです。

特に説明がない場合、マネージャーと同一サーバにインストールしてください。

表 6.34 【Linuxマネージャー】
必須ソフトウェア名 バージョン 備考
ServerView Operations Manager

V4.81.05~V7.00

V7.02

V8.41.01(注1)

V8.51.00(注1)

RORコンソールからサーバ管理ソフトウェアのWeb UIを呼び出す場合に必要です。

V5.30~V7.00

V7.02

V8.41.01(注1)

V8.51.00(注1)

VMware ESXiを管理対象サーバとして利用する、またはシングルサインオンを使用する場合に必要です。

VMware ESXi、またはシングルサインオンがサポートされているバージョンのServerView Operations Managerを使用してください。

他社サーバ上のVMware ESXiの場合、または、当社ラックマウント型サーバ上のVMware ESXiでServerView ESXi CIM Providerを利用しない場合は不要です。

ServerView Virtual-IO Manager 2.6以降

VIOMによるI/O仮想化を利用する場合に必要です。

VIOMがサポートする管理対象サーバについては、VIOMのREADMEを参照してください。

ServerView Infrastructure Manager 2.2

ISMによるI/O仮想化を利用する場合に必要です。

以下の機種で物理サーバの切替えを実施する場合に必要です。

  • PRIMERGY RXシリーズのM4以降の機種
  • PRIMERGY CXシリーズのM4以降の機種

アプライアンス製品のためマネージャーとは異なるサーバ上に配置します。

ISMがサポートする管理対象サーバについては、ISMのREADMEを参照してください。

ISM側でPXEブートを利用する場合、DHCPサーバが必要です。

DHCPサーバには、本製品のエージェントが必要です。

VIOMの未サポート機種に対してVIOM連携機能の代替をISMで実現します。

ただし、以下には対応していません。

  • 一括設定による管理製品(ISM)の登録
  • 管理サーバの高可用構成
Infrastructure Manager

2.3

2.4.0.c以降

2.5

2.6以降

VMware vCenter Server

4.0

4.1

5.0

5.1

5.5

6.0

6.5

6.7

VMwareに対してVMゲストのサーバ間の移動を利用する場合に必要です。

VMware vCenter ServerはLinux環境にインストールできません。

インストール環境については、VMware社のマニュアルを確認してください。 (注2)

VMware vCenter Server Appliance

6.0

6.5

6.7

VMwareに対してVMゲストのサーバ間の移動を利用する場合に必要です。

vCenter Serverと同等なソフトウェアですが、アプライアンス製品のためマネージャーとは異なるサーバ上に配置します。

PRIMECLUSTER Enterprise Edition 4.2A00以降

管理サーバでクラスタを構成する場合にどちらかのソフトウェアが必要です。

サポート形態はスタンバイ型クラスタの1:1運用待機型です。

PRIMECLUSTER HA Server 4.2A00以降
PRIMECLUSTER GLS 4.4以前 管理サーバの管理LANを冗長化する場合に必要です。
ETERNUS SF Storage Cruiserマネージャー 14.2以降(注3)

ストレージアフィニティ切替え方式によるサーバ切替えを使用する場合に必要です(ストレージ装置がETERNUS DX8900 S4、ETERNUS DX900 S5、ETERNUS DX600 S5、ETERNUS DX500 S5、ETERNUS AF650 S3の場合、ストレージアフィニティ切替え方式によるサーバ切替えはサポートされていません)。

  • ETERNUS SF Storage Cruiser 16.1以降かつ、ETERNUS SF Storage CruiserでETERNUS DX200 S3/DX500 S3/DX600 S3/DX8700 S3/DX8900 S3/DX200F/DX200 S4/DX500 S4/DX600 S4/DX200 S5/AF250 S3を管理している場合は、以下の注意事項があります。
    • Storage Cluster functionのCAポートのペア化の対象となっているCAポートに、ストレージアフィニティ切替え方式によるサーバ切替えを利用する管理対象サーバ(SPARC M10/M12およびSPARC Enterprise)を接続しないでください。
    • ストレージアフィニティ切替え方式によるサーバ切替えを行う管理対象サーバ(SPARC M10/M12およびSPARC Enterprise)が利用しているCAポートを、Storage Cluster functionのCAポートのペア化の対象としないでください。
DHCP Server (OS標準のサービス) - 管理サーバと異なるサブネットに属する管理対象サーバを管理する場合に必要です。
Windows PE

5.1(amd64)

3.1(amd64)

3.1(x86)

本製品で以下の機能を利用する場合、Windows PE を本製品のマネージャーに配置する必要があります。

  • 物理サーバのバックアップ・リストア
  • 物理サーバのクローニングイメージの採取・配付
  • 物理サーバのサーバ切替え(バックアップリストア方式)

注1) ServerView Operations Managerのインストール時に、[セキュリティの構成]画面で[Intermediate]または[Old]を選択してください。[Modern]はサポートしていません。

注2) 以下のVMware社のマニュアルを確認してください。

URL: https://www.vmware.com/jp/support/support-resources/pubs/

注3) エージェントのOSがOracle Solaris 11 11/11以降の場合、15.1以降を使用してください。

必須ソフトウェア(エージェント)

表 6.35 エージェント【Windows】【Hyper-V】 (注1)
必須ソフトウェア名 バージョン 備考
ServerView Agents for Windows (注2) V4.50.05以降 PRIMERGYシリーズ、PRIMEQUESTのサーバ情報取得、管理に必要です。

BACS

または

Intel PROSet

または

OneCommand NIC Teaming and

Multiple VLAN Manager

-

管理対象サーバの管理LAN、業務LANを冗長化する場合に必要です。

GLSを利用する場合、GLS製品の最新パッチも適用してください。

PRIMECLUSTER GLS for Windows (注2) 4.4以前

注1) ISM連携のために導入したDHCPサーバへエージェントをインストールする場合は不要です。

注2) クラスタシステムへマネージャーをインストールする場合、プライマリーノードとセカンダリノードに必要です。

表 6.36 エージェント【Linux】
必須ソフトウェア名 バージョン 備考
ServerView Agents for Linux V4.50.12以降 PRIMERGYシリーズ、PRIMEQUESTのサーバ情報取得、管理に必要です。
PRIMECLUSTER GLS (注) 4.2A00~4.4

管理対象サーバの管理LAN、業務LANを冗長化する場合に必要です。

なお、クローニングを行う場合、業務LANの冗長化の設定は本製品が自動的に行います。

詳細は、「操作ガイド VE」の「17.6 クローニングイメージに定義できるネットワークパラメーター自動設定機能」を参照してください。

注) クラスタシステムへマネージャーをインストールする場合、プライマリーノードとセカンダリノードに必要です。

表 6.37 エージェント【Solaris】【Solarisゾーン】【OVM for SPARC】
必須ソフトウェア名 バージョン 備考
PRIMECLUSTER GLS 4.2~4.4 管理対象サーバの管理LAN、業務LANを冗長化する場合に必要です。
Oracle VM Server for SPARC Software 3.0以降 OVM for SPARCの制御ドメインをエージェントとして利用する場合に必要です。

表 6.38 エージェント【VMware】
必須ソフトウェア名 バージョン 備考
ServerView Agents for VMware V4.30-20以降

PRIMERGYシリーズ、PRIMEQUESTのサーバ情報取得、管理に必要です。

エージェントがVMware ESXiの場合は必要ありません。

ServerView ESXi CIM Provider 1.00以降

VMware ESXiを管理対象サーバとして利用する場合に必要です。

利用するESXiにより対応するバージョンが異なります。

詳細は、ServerView ESXi CIM Providerの動作環境条件を確認してください。

他社サーバ上のVMware ESXiの場合、または、当社ラックマウント型サーバ上のVMware ESXiでServerView ESXi CIM Providerを利用しない場合は不要です。

表 6.39 エージェント【Xen】【KVM】【OVM for x86 3.x】
必須ソフトウェア名 バージョン 備考
ServerView Agents for Linux V4.81-14以降 PRIMERGYシリーズ、PRIMEQUESTのサーバ情報取得、管理に必要です。

必須ソフトウェア(HBA address rename設定サービス)

表 6.40 HBA address rename設定サービス【Windows】
必須ソフトウェア名 バージョン 備考
Internet Explorer

9

10

11

オンラインヘルプを表示する場合に必要です。

表 6.41 HBA address rename設定サービス【Linux】
必須ソフトウェア名 バージョン 備考
Firefox 3 オンラインヘルプを表示する場合に必要です。

管理クライアントの必須ソフトウェア

管理クライアントには、以下のソフトウェアが必要です。

表 6.42 管理クライアントの必須ソフトウェア
必須ソフトウェア名 バージョン 備考
Internet Explorer

9 (注1)

10 (注1、注2)

11 (注1、注2、注3)

RORコンソールを表示する場合、Internet ExplorerまたはFirefoxのどちらかが必要です。

Windows 10を使用する場合、Microsoft(R) Edgeは使用できません。

Firefox

ESR24

ESR31

ESR38

ESR45

ESR52

ESR60 (注5)

ESR68 (注5)

Java(TM) 2 Runtime Environment Standard Edition (注4) 管理クライアントで、ServerView Operations Managerの管理画面、またはVM管理画面を表示する場合に必要です。
VMware Virtual Infrastructure Client

2.0

2.5

【VMware】

管理クライアントで、管理対象サーバのVMwareや、VM管理製品との連携機能を利用する場合に必要です。

VMware vSphere Client

4.0

4.1

5.0

5.1

5.5

6.0

Hyper-V Manager -

【Hyper-V】

管理クライアントで、管理対象サーバのHyper-Vとの連携機能を利用する場合に必要です。

Microsoft(R) System Center 2012 Virtual Machine Manager コンソール

または

Microsoft(R) System Center 2012 R2 Virtual Machine Manager コンソール

または

Microsoft(R) System Center 2016 Virtual Machine Manager コンソール

-

【Hyper-V】

管理クライアントで、VM管理製品との連携機能を利用する場合に必要です。本製品に登録するVM管理製品と同じバージョンを用意してください。

XenCenter -

【Citrix Xen】

管理クライアントで、管理対象サーバのCitrix XenServerとの連携機能を利用する場合に必要です。

注1) RORコンソールに接続する場合、互換表示設定を行ってください。

注2) デスクトップ版 Internet Explorerだけサポートします。

注3) ブラウザの画面の解像度は100%にしてください。

注4) ServerView Operations Managerの管理画面を表示する場合、ServerView Operations Managerのマニュアルを参照してください。

VM管理画面またはコンソール画面を表示する場合、バージョン1.5以降が必要です。

注5) Firefox ESR60以降では、Web UIへのリンクは利用できません。

参照

関連するServerView製品のインストールについて

"ServerView Operations Manager"のマネージャーへのインストールについては、注意事項があります。「導入ガイド VE」の「2.1.1.2 ソフトウェアの準備と確認」の「ServerView Operations Manager 4.X for Windowsの場合に必要な設定」を参照してください。