ネットワーク機器(ファイアーウォール、サーバロードバランサーおよびL2スイッチ)の保守作業手順について説明します。
サーバ追加時に、接続するL2スイッチのLANポートが不足したため、L2スイッチを追加するケースを想定した追加手順について説明します。
なお、ここではL2スイッチに関連する作業を中心に説明しています。
図6.3 L2スイッチの追加イメージ
追加構成を設計します。(ネットワーク機器の管理者)
追加するネットワーク機器の情報を管理者に提供します。(ネットワーク機器の管理者)
ネットワーク機器は、以下の作業が完了した状態で追加します。
初期設定
動作検証
物理的なネットワーク構成に組込み済み
サーバのリソースを登録します。
ブレードサーバは、シャーシの登録やLANスイッチブレードの登録が必要です。
入手したネットワーク機器の情報からネットワーク構成情報(XML定義)を作成します。
追加されたL2スイッチをネットワークデバイスとしてリソースを登録します。
ネットワークデバイスとしての登録は、rcxadm netdevice createコマンドで行います。
参照
ネットワーク機器の初期設定の内容については、「設計ガイド VE」の「7.7.1 管理対象のネットワーク機器への設定情報」を参照してください。
ネットワーク構成情報(XML定義)の作成については、「リファレンスガイド (コマンド編) VE」の「8.1 ネットワーク構成情報」を参照してください。
rcxadm netdeviceコマンドについては、「リファレンスガイド (コマンド編) VE」の「3.3 rcxadm netdevice」を参照してください。