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FUJITSU Software

2.9.3 wsunloader(カタログから問い合わせファイルを取り出す)

実行環境

実行環境の設定が必要です。

実行環境の設定は、“3.5 Webコンポーネントのカタログコマンドの実行環境”を参照してください。

名前

wsunloader  -  カタログからに問い合わせファイルを取り出す

形式

wsunloader.bat path

wsunloader.sh path

機能説明

カタログにある問い合わせファイルを取り出します。

path

本コマンドを実行するために作成した制御ファイルの絶対パスを指定します。

制御ファイルについては、以下を参照してください。

制御ファイルの準備

[Webコンポーネントのインストールディレクトリ]/confにある制御ファイルのテンプレートwsunloader.iniを、任意の名前で保存し、テキストエディタで編集します。編集したファイルをwsunloaderコマンドの引数pathに指定します。

なお、制御ファイルのテンプレートを直接編集した場合は、引数pathを省略することができます。

制御ファイルが日本語を含む場合には、文字コードとしてSJISを使用してください。sourceとtargetに以下の文字を使用することはできません。

  • , \ / : ; . * ? " < > |

制御ファイルが日本語を含む場合には、wsutility.shの環境変数LANGの指定値に従った文字コードを使用します。指定値がja_JP.PCKまたはja_JP.WINDOWS-31Jの場合は、文字コードとしてSJISを使用してください。指定値がja_JP.UTF-8の場合は、文字コードとしてUTF-8を使用してください。
sourceとtargetに、以下の文字を使用することはできません。

  • , \ / : ; . * ? " < > | [ ] 機種依存文字( など)

セクション名

追加する値

[DATA]

対象の問い合わせパスとRNEファイルを格納する転送先のディレクトリパスを指定します。
複数の問い合わせを転送する時にはカンマで区切ってください。なお、問い合わせと転送先のRNEパスは同じ位置に指定してください。

  • source=問い合わせパス1[,問い合わせパス2][,…]
    問い合わせパスは問い合わせ名称をルートディレクトリからの絶対パスで指定してください。

  • target=RNEパス1[,RNEパス2][,…]
    RNEパスはRNEファイルを格納するディレクトリを絶対パスで指定してください。

使用例

=======================================================================
[DATA]
source= Catalog\Sales\名古屋支店売上,Catalog\Market\大阪支店売上
target= C:\Sales,C:\Market
=======================================================================

=======================================================================
[DATA]
source= Catalog/Sales/名古屋支店売上,Catalog/Market/大阪支店売上
target= /home/Sales,/home/Market
=======================================================================

実行方法

  1. 本コマンドを実行する。

    wsunloaderコマンドを起動し、IDとパスワードを入力し、ログインすると、制御ファイルで指定している問い合わせファイルを出力します。

  2. WebクライアントまたはWindowsクライアントで問い合わせファイルを利用します。または、他のカタログに登録して利用します。他のカタログに登録して利用する場合についての詳細は、“2.9.2 wsloader(問い合わせファイルをカタログに登録)”を参照してください。

実行できるユーザ

このコマンドは、管理者権限をもつユーザだけが実行することができます。