データ型
XMLビューの項目に利用できるNavigatorのデータ型とその制限については、“Navigator Server セットアップガイド Vol.1”を参照してください。
データベースの構造
Navigatorの基本仕様については、“Navigator Server セットアップガイド Vol.1”を参照してください。ただし、Shunsakuのテーブルではテーブルの結合関係や管理ポイント、データの評価について特別な制限があります。あわせて“機能制限”の説明と、上記“データ型”の説明を参照してください。
名称
名称の規則
“Navigator Server セットアップガイド Vol.1”を参照してください。
公開条件、問い合わせの条件指定における注意事項
Navigatorで、管理者がNavigatorの提供する公開条件機能や、利用者が問い合わせ時に直接指定する条件に、Shunsaku の検索式では(定義済み)実体参照での記述(<,>,&,",')、 エスケープ ("\.\.\.","\=","\\")が必要な文字を指定する場合、利用者、管理者は検索する文字のまま指定します。Navigatorの上記機能に おける(定義済み)実体参照形式やエスケープ形式による指定は行わないでください。
Shunsakuのデータソースのテーブルと他のデータソースのテーブルとの結合定義
Shunsakuのデータソースの実データテーブルに対して、他のデータソース(RDBMSなどの異なるデータソース種別も含む)のマスタテーブル との結合を定義することができます。ただし、Shunsakuのテーブルに定義された結合のうち、そのテーブルを問い合わせに指定した場合に使用できる結 合の範囲には制限がありますので注意してください。詳細は下記の“機能制限”を参照してください。
機能制限
Navigatorクライアントで、[オプション]画面の[レイアウト]タブの[関連する項目を表示]チェックボックスがチェックされていても、Shunsakuのデータ項目について「関連する項目」は表示されません。
したがって、Shunsakuのテーブルに結合定義を行っても、[レイアウトの指定]画面のデータ項目一覧で、結合先テーブルの項目は、「関連する項目」として結合元テーブルのグループ配下に表示されません。このため、「関連する項目」としてデータ項目一覧の1つのグループ配下に表示させないと指定できない、複数のテーブルの項目を使用するレイアウトは、Shunsakuのデータ項目では作成できません。Shunsakuの項目を含めて、異なるテーブルの項目を同時に指定するようなレイアウトの設計を行う場合、注意してください。
問い合わせにおける[レイアウトの指定]画面の[表の種類]に、[集計表]、または[明細表]が選択された場合、Shunsakuのデータ項目が指定されているレイアウトに同時に指定できる管理ポイントは、以下のものに限られます。
[データ]フィールドのデータ項目が属するテーブルの項目を作成元項目とする管理ポイント
[データ]フィールドのデータ項目が属するテーブルと直接結合しているマスタテーブルから作成したマスタ管理ポイント
上記のマスタ型管理ポイントから作成したカテゴリ型管理ポイント
Navigatorクライアントは、指定できない管理ポイントを利用者に選択させないようにするために、[集計表]、または[明細表]では指定できない管理ポイントを、[レイアウトの指定]画面の[管理ポイント]フィールドの管理ポイント一覧から除去する機能を提供しています。この機能は、 [オプション]画面の[レイアウト]タブにおける[データ項目に合わせて絞り込む]チェックボックスがチェックされている場合に有効です(デフォルトでチェックされています)。
問い合わせのレイアウトで、[表の種類]に[明細データ]が選択されている場合、1つのレイアウト上にShunsakuのデータ項目と同時に指定できる管理ポイントは、[データ]フィールドのデータ項目が属するテーブルの項目を作成元項目とする管理ポイントに限られます。管理ポイントを指定した[明細データ]の問い合わせは、実行時にエラーとなります。異なるテーブルを結合した問い合わせ結果の明細が必要な場合は、[明細表]を選択してください。
Shunsakuのテーブルに演算項目、複合コードは定義できません。
Shunsakuのテーブルに対する結合定義で、アウタジョインは指定できません。
ShunsakuのテーブルとShunsaku以外のデータソースのテーブル間で結合定義の登録、編集、削除を行う場合、「テーブル結合モード」からは操作できません。必ず「一覧モード」から操作してください。また、基本設計ウィザードでも、異データソース間の結合について操作できません。
Shunsakuのテーブルの公開条件に以下は指定できません。
前方一致
後方一致
NULL指定
[対象にするデータ]で[一致しない]の選択
問い合わせのレイアウトでShunsakuのデータ項目が指定された場合、同時に指定できる結合関係のあるテーブルの項目や管理ポイントの範囲には制限があります。詳細は、上記“データ項目や管理ポイントの指定に関する共通の制限事項”を参照してください。
Navigator辞書管理ツールでShunsakuの項目属性を時間型に変更する場合、[時間属性の設定]画面上の[サンプル表示]ボタンは無効です。[最新期]、および[最古期]にデータは表示されません。
ツールで、テーブルの一覧表示画面に表示される[行数]列、およびテーブルのプロパティにおける[最新行数]フィールドには、実際の行数にかかわらず常に0が表示されます(テーブルのプロパティの[最新行数]ボタンは無効です)。「一覧表の作成」を実行してExcelシートに得られるテーブル一覧も同様です。
マスク型管理ポイント(一部の文字列で項目のデータをグルーピング(マスク指定)し、そのグルーピングを分類の対象にした管理ポイント)は作成できません。
問い合わせのレイアウトにShunsakuのデータ項目が指定された場合、同じレイアウトに指定できる管理ポイントの範囲には制限があります。詳細は、上記“データ項目や管理ポイントの指定に関する共通の制限事項”を参照してください。
[カテゴリの編集(連続した区間で分割)]画面における[データの値/表示]ボタン、および[等分割]ボタンは使用できません。
集計方法に[件数(重複を除く)]、[合計してから演算]は使用できません。
また、表側と表頭に管理ポイントを指定していない場合、かつ[データ]フィールドに指定されているすべてのデータ項目の集計方法が[件数(すべて)]である場合、集計方法[件数(すべて)]は使用できません。
結合が定義されたテーブルのデータ項目を、問い合わせのレイアウトに指定する場合、同時に指定できる管理ポイントや、他テーブルのデータ項目には制限があります。詳細は、上記“データ項目や管理ポイントの指定に関する共通の制限事項”を参照してください。
Shunsakuにおける検索式、リターン式の長さには制限があります。基準値数が大量に存在するカテゴリ型、マスタ型管理ポイントの指定や、非 常に長い条件や大量のデータ項目数が指定された問い合わせを行うと、Shunsakuのアクセスにおけるエラーとなる場合があります。
[条件の指定]画面で、以下は指定できません。
「検索の方法」として選択する以下の指定
-先頭が一致するデータ
-末尾が一致するデータ
-LIKE式で指定
以下のコマンドの選択
-NULL値
-NULL値を除くすべて
-NULL値のみ
[条件のAND/OR編集]画面での、[NOT設定/解除]ボタンは使用できません。
また、[無効化設定/解除]ボタンによる条件の無効化設定は、実行できません。
[表のオプションの指定]画面での、[性能オプション]タブにおける以下の指定は行えません。
「テーブルジョインの処理」での「データベースシステムで行う」の選択
「階層関係のある管理ポイントの処理方法」における「階層関係のチェックを行わない」の選択
[表のオプションの指定]画面での[その他]タブで、[カテゴリがNULLの値のみ集計する]チェックボックスは指定できません。したがって、未分類データのうちカテゴリがNULLのデータだけを表示することはできません。
[期間指定]画面の「期間の設定方法」として、「全ての期間を対象」の指定は、行えません。また、[期間指定]タブの[データを調べる]ボタンも使用できません。
[管理ポイントの詳細指定]画面でのCASEオプションは使用できません。
[カテゴリの読み込み]画面の[検索の方法]タブで、以下は指定できません。
「先頭が同じ文字列のカテゴリを検索する」の指定
「末尾が同じ文字列のカテゴリを検索する」の指定
[期間指定]画面で[期間の設定方法]に「全ての期間を対象」を指定した場合、かつ以下のフィールドに時間管理型ポイントを指定した場合、問い合わせは実行できません。
[条件]フィールド
[時間]フィールド
[表の種類]に[明細データ]を指定した場合、結合先のマスタ型管理ポイント、およびその管理ポイントから作成したカテゴリ型管理ポイントを使用した問い合わせは実行できません。実行した場合はエラーになります。
Shunsaku上に資源を作成するデータ登録機能、およびエキスパートユーザ分析機能は使用できません。