ファイルを登録するときの留意点について、以下に説明します。なお、ファイルは、CSVファイルのことです。
他のアプリケーションが使用中のファイルの登録について
他のアプリケーションが使用中のファイルは、登録できません。これは、他のアプリケーションで修正中のファイルが誤って登録されるのを防ぐためです。このような場合は、他のアプリケーションがファイルの使用を終わるのを待って、登録してください。
Oracleにファイルを登録する場合の権限
Oracleにファイルを登録する場合、Oracleのユーザ(KVRGxxxxxxxx)に以下の権限を与える必要があります。
CREATE ANY TABLE
DROP ANY TABLE
INSERT ANY TABLE
DELETE ANY TABLE
UPDATE ANY TABLE
SELECT ANY TABLE
これらの権限は、GRANTコマンドで行います。GRANTコマンドの詳細は、Oracleのマニュアルを参照してください。
SQL Serverにファイルを登録する場合の権限
SQL Serverにファイルを登録する場合、作成先のスキーマ名(ユーザ名)にログインするためのログイン名とパスワードが必要になります。どのスキーマ名(ユーザ名)にどのログイン名が割り当てられているかは、Microsoft SQL Enterprise Managerで確認することができます。運用上、混乱をさけるために、ユーザ名とログイン名を同じ名前にすることをお勧めします。詳細は、SQL Serverのマニュアルを参照してください。
また、データ登録からの、作成先のスキーマ名(ユーザ名)には、以下の権限が必要です。
CREATE TABLE
INSERT
DELETE
UPDATE
SELECT
これらの権限は、GRANTコマンドで行います。GRANTコマンドの詳細は、SQL Serverのマニュアルを参照してください。
データの注意事項
整数データの末尾に小数点だけが付加された形式の文字列(例 100. )がファイルに出力されることがあります。このデータからなる項目を[テーブル属性変更]画面でINTEGER、SMALLINT以外の属性に変更せず、上記ファイルを転送するとエラーとなります。
この場合には、[テーブル属性]画面で[項目属性定義]画面を開き、DECIMALなどの属性に変更した上で転送を実行してください。