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Interstage Navigator ServerV9.5.0 Martbuilderユーザーズガイド
FUJITSU Software

6.3.4 Oracleへのデータマートを作成する場合の実行ファイルについて

データマートを生成する際に、SQLスクリプト、SQLローダーの制御文やCSVファイル、および制御文実行用の実行ファイルが辞書の管理者のホームディレクトリに自動的に生成されます。

データマート生成中に権限の不足などの不測の原因により処理が中断した場合、これらのファイルは削除されません。原因を追求後、これらのファイルを直接使用してデータマートの生成を完了することが可能です。Navigatorクライアント、またはマートバッチを再実行する必要はありません。

ただし、これらのファイルでは辞書の設定はできません。

なお、次にNavigatorのデータマート生成機能を使用して同じスキーマ名、テーブル名でデータマートを生成した場合は、これらのファイルは自動的に削除されます。

(RN_MART_ASCII_FILENAME環境変数を指定した場合は、これらのファイルは自動的に削除されません。詳細は、“6.1.13 実行ファイル名の変更について”を参照してください。)

作成されるファイルは以下のとおりです。

スキーマ名_テーブル名.csv

CSV形式のデータが格納されるファイルです。

スキーマ名_テーブル名.sql

SQLスクリプトが格納されるファイルです。

スキーマ名_テーブル名.ctl

データを作成する際のSQLローダーの制御文が格納されるファイルです。

スキーマ名_テーブル名.log

データを作成する際のSQLローダーの実行ログが格納されるファイルです。

  • UNIXの場合
    スキーマ名_テーブル名.sh

  • Windowsサーバの場合
    スキーマ名_テーブル名.bat

テーブルを作成するためのユーティリティを実行するためのバッチファイルです。

注意

これらファイル名は、RN_MART_ASCII_FILENAME環境変数によって変更することができます。詳細は、“6.1.13 実行ファイル名の変更について”を参照してください。