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Interstage Navigator ServerV9.5.0 セットアップガイド Vol.1(Enterprise Edition用)
FUJITSU Software

3.4.2 RN_WORKDIRディレクトリに作成される作業ファイルの見積もり方法

RN_WORKDIRディレクトリに作成される、さまざまな作業ファイルの見積もり方法を説明します。

RN_WORKDIRディレクトリに作成される作業ファイル

RN_WORKDIRディレクトリに作成される作業ファイルの種類は以下のとおりです。

以下に、それぞれの作業ファイルの容量を見積もる方法を説明します。

RN_WORKDIRディレクトリを変更する方法については、“23.1.1 サーバのディスク容量”を参照してください。

接続時に作成される管理用の作業ファイル

見積もりの概算式は以下のとおりです。

ファイル容量(バイト)=40K

問い合わせ結果を保持するための作業ファイル

見積もりの概算式は、以下の場合によって異なります。

それぞれの場合の概算式は以下のとおりです。

カテゴリ情報を保持する作業ファイル

見積もりの概算式は以下のとおりです。

ファイル容量(バイト)=約128×使用した管理ポイントに含まれるすべてのカテゴリ化したデータの個数

問い合わせ結果を一時的に保存するために使用する作業ファイル

見積もりの概算式は以下のとおりです。

ファイル容量(バイト)=((表側に使用している管理ポイントの個数+1)×6+(表側に使用している管理ポイントのデータ長の合計+管理ポイント数×2バイト)+(集計後の表頭の列数(※注)×12バイト))×集計後の行数

注)[表のオプション指定]画面で、[すべての列を表示する]をチェックした場合の列数です。

なお、集計のオプションによってこのファイルの大きさは異なるので注意が必要です。集計のオプションとして[実績値のない行も表示する]を選択した場合、使用する複数の管理ポイントが階層構造を持っていない場合には、それぞれの管理ポイントの行数を掛け合わせた行数の作業ファイルが作成されます。

例えば、「製品」が1000レコード、「顧客」が1000レコードとすると、1,000,000件の結果となり作業ファイルが非常に大きくなります。