以下のような運用を行う場合には、エンタープライズ辞書での運用を検討してください。
システム部門主導で一括してセットアップ、適用推進、および運用・保守の作業を行いたい
Navigatorを利用する部門が複数ある
利用するスキーマ、テーブル、項目の情報や管理ポイントは部門ごとに共通にする
テーブルの公開条件で、部門ごとに異なる条件の指定を1つの辞書で行う
テーブルや項目につける注釈や見出しを複数部門間で統一したい
上記の条件にすべて当てはまる運用の場合に、エンタープライズ辞書運用を選択すると、管理者は一つの辞書環境を構築・管理するだけでよいため、運用・管理のためのコストを削減できます。
また、部門ごとに異なる条件でテーブルの公開条件を設定できます。そのため、部門ごとにアクセスできるデータの範囲を1つの辞書で制限することができます。
また、エンタープライズ辞書運用ではスキーマ、テーブル、および項目に対して部門ごとに公開/非公開の設定ができます。部門ごとに利用できるスキーマ、テーブル、および項目を1つの辞書で制限したい場合、エンタープライズ辞書運用を選択します。
エンタープライズ辞書の設定手順
エンタープライズ辞書用の環境変数の設定
グループリストファイルの作成