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Interstage Navigator ServerV9.5.0 セットアップガイド Vol.1(Enterprise Edition用)
FUJITSU Software

2.2 辞書の運用形態の選択

Navigatorの辞書には、以下の情報が管理されます。

Navigatorの辞書には、以下の2種類があります。

以下にそれぞれの認証タイプの特徴を示します。

認証タイプ

特徴

利用シーン

部門辞書

  • 部門ごとに辞書を利用した運用を行うため、辞書の情報は部門内で共通になります。他部門からは、利用できないようになります。

  • 辞書の情報は部門に必要な情報を構築するため、辞書の管理者は部門ごとに必要になります。部門辞書運用の場合、辞書の管理者を部門管理者と呼びます。

  • 部門単位で運用を分けたい

  • 運用ルールを部門に任せたい

  • ユーザ単位でテーブルの公開条件、スキーマ/テーブル/項目の公開非公開を設定したい

エンタープライズ辞書

  • Navigatorの辞書情報(データベースの資源情報、公開情報や演算項目、管理ポイントなど)を、一人の全社管理者が一括して設定が可能です。

  • 全社管理者は、部門ごとに資源(スキーマ、テーブルなど)の公開/非公開を設定することができます。

  • Navigatorを利用する部門が複数ある

  • システム部門主導で一括管理したい

  • 利用するスキーマ、テーブル、項目の情報、管理ポイントが部門間で共通にする

  • データの公開範囲を一括で管理したい