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Interstage Navigator ServerV9.5.0 セットアップガイド Vol.1(Enterprise Edition用)
FUJITSU Software

1.2.10 SQL Serverの使用時の注意事項

SQL Serverを利用する場合には、以下を考慮します。

データ型

Navigatorで使用できるSQL Serverのデータ型について、説明します。

利用不可のデータ型の項目を含むテーブルの場合、利用不可のデータ型の項目を除いて、利用することができます。

SQL Serverデータ型

Navigatorのデータ型

整数型

int

INTEGER

smallint

SMALLINT

tinyint

SMALLINT

bigint

DECIMAL(20,0)

概数型

float(n)(25<=n<=53)

FLOAT

float(n)(1<=n<=24)

利用不可

real

利用不可

真数型

decimal(p,s)

DECIMAL(p,s)

numeric(p,s)

NUMERIC(p,s)

文字型

char(n)

CHARACTER(n)  nは1から8000まで

varchar(n)

VARCHAR(n)  nは1から8000まで

varchar(MAX)

利用不可

nchar(n)

利用不可

nvarchar(n)

利用不可

nvarchar(MAX)

利用不可

日付時刻型

datetime

CHARACTER(19)

smalldatetime

CHARACTER(19)

date

CHARACTER(10)
形式:yyyy-mm-dd

time

利用不可

datetime2

CHARACTER(19)
形式:yyyy-mm-dd hh:mm:ss[.9999999]
※Navigatorでは、マイクロ秒は扱えません。マイクロ秒[.999999]は、常に0にしてください。

datetimeOFFSET

利用不可

金額型

smallmoney

DECIMAL(10,4)

money

DECIMAL(19,4)

特殊型

bit

利用不可

timestamp

利用不可

binary

利用不可

varbinary

利用不可

varbinary(MAX)

利用不可

uniqueidentifier

利用不可

sql_variant

利用不可

table

利用不可

sysname

利用不可

テキスト型

text

利用不可

ntext

利用不可

xml

利用不可

イメージ型

image

利用不可

なお、データの中に「改行のコード」や「タブのコード」などがある項目は、利用できません。このような項目を含む場合は、その項目を除いて利用してください。

オーバフローについての注意事項

数値項目のデータ型を決める場合には、ご利用のデータベースシステムのデータ型や、計算精度についての規則を考慮してください。オーバフローが発生すると、問い合わせや集計でエラーが発生するだけでなく、データベースシステム、またはその運用パラメタによっては、問い合わせや集計の結果が誤りになることがあります。

特に、smallint型やint型については、オーバフローが発生する危険度が高いため、使用にあたっては注意が必要です。

シノニムについて

スキーマ、テーブル、項目などにシノニム(別名)を作成できますが、Navigatorからシノニムを利用することはできません。

名称

名称の規則

スキーマ名、テーブル名、項目名の名称規則

スキーマ名、テーブル名、および項目名として使用できる名称は、半角文字だけ、または全角文字だけの名称です。使用できる名称の規則を、以下に示します。

データベース名の名称規則

データベース名として使用できる名称は、以下の文字を使用した名称です。

ただし、1文字目が数字、またはアットマークの名称は、使用できません。

使用できない名称

スキーマ名、テーブル名、項目名の名称規則

以下に示す名称は、スキーマ名、テーブル名、および項目名として使用できません。

データベース名の名称規則

以下に示す名称は、データベース名として使用できません。

その他の注意事項