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Interstage Navigator ServerV9.5.0 セットアップガイド Vol.1(Enterprise Edition用)
FUJITSU Software

1.2.8 Symfoware Serverの使用時の注意事項

Symfoware Serverを利用する場合には、以下を考慮します。

データ型

Navigatorで使用できるSymfoware Serverのデータ型について、以下に説明します。

利用不可のデータ型の項目を含むテーブルの場合、利用不可のデータ型の項目を除いて、利用することができます。

Symfoware/RDBのデータ型

Navigatorのデータ型

真数型

SMALLINT

SMALLINT

INTEGER

INTEGER

DECIMAL

DECIMAL

NUMERIC

NUMERIC

文字列型

CHARACTER

CHARACTER

CHARACTER VARYING

VARCHAR

日本語文字列型

NATIONAL CHARACTER

NCHARACTER

NATIONAL CHARACTER VARYING

NVARCHAR

概数型

FLOAT(1~23)

利用不可

FLOAT(24~52)

FLOAT

REAL

利用不可

DOUBLE PRECISION

FLOAT

日時型

DATE

CHARACTER(10)

TIME

CHARACTER(8)

TIMESTAMP

CHARACTER(19)

時間隔型

INTERVAL

利用不可

BLOB型

BLOB

利用不可

なお、データの中に「改行のコード」や「タブのコード」などがある項目は、利用できません。このような項目を含む場合は、その項目を除いて利用することができます。

オーバフローについての注意事項

数値項目のデータ型を決める場合には、ご利用のデータベースシステムのデータ型や、計算精度についての規則を考慮してください。オーバフローが発生すると、問い合わせや集計でエラーが発生するだけでなく、データベースシステム、またはその運用パラメタによっては、問い合わせや集計の結果が誤りになることがあります。

特に、SMALLINT型やINTEGER型については、オーバフローが発生する危険度が高いため、使用にあたっては注意が必要です。

名称

名称の規則

データベース名、スキーマ名、テーブル名、および項目名として使用できる名称は、半角文字だけ、または全角文字だけの名称です。使用できる名称の規則を、以下に示します。

使用できない名称

スキーマ名、テーブル名、項目名の名称規則

以下に示す名称は、スキーマ名、テーブル名、および項目名として使用できません。

データベース名の名称規則

以下に示す名称は、データベース名として使用できません。

注意

注釈とデータ項目数

注釈

Symfoware Serverに定義したスキーマ注釈、テーブル注釈、項目注釈は、Navigatorでは利用できません。ツール機能で再定義する必要があります。

データ項目数

Symfoware Serverでは、1つのテーブルに32000個のデータ項目を配置することができます。ただし、Navigatorからテーブルを利用する場合は、約1000個までとなります。

項目数は、項目名の長さ、データの型、項目の大きさ(桁数、または文字数)、およびNULL値の扱い(NULL値を有効にする、NULL値を無効にする)によって変わります。項目名の長さを短くすると、項目数は増え、項目名の長さを長くすると、項目数は減ります。

この項目数(約1000個)は、「項目名の長さが英数字で18文字、データの型が固定小数点、NULL値の扱いがNULL値を有効にする」として算出したものです。

Symfoware/RDBのデータベース利用上の注意事項