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Enterprise Application Platform V1.0.0 インストールガイド
FUJITSU Software

付録A 製品メディア(DVD-ROM)のマウント方法について

本製品のメディア(DVD-ROM)をマウントする場合、次のようにmountコマンドで明示的にISO 9660ファイルシステムを指定することを推奨します。


mount -t iso9660 -r /dev/デバイスファイル名 DVD-ROMマウントディレクトリー

デバイスファイル名がcdromのDVDドライブを/mntディレクトリーにマウントする実行例
mount -t iso9660 -r /dev/cdrom /mnt

注意

本製品のメディアは、「UDF Bridge」形式で作成されています。このため、ISO 9660ファイルシステムまたは、UDFファイルシステムのどちらでもマウントすることができますが、UDFファイルシステムでマウントした場合には、実行ファイルの実行権限が除去されることがあります。この場合、インストーラーが実行できないなどの問題が発生します。
OSによっては以下のマウント仕様となっている場合がありますので、注意してください。マウントされているDVD-ROMのマウントオプションについては、mountコマンドを引数なしで実行することで確認できます。

  • 自動マウントまたは、mountコマンドでファイルシステムオプションを省略してDVD-ROMをマウントした場合に、UDFファイルシステムでマウントされるため、DVD-ROM上のコマンドを実行することができない。

ポイント

DVDドライブがない場合、他のマシンのDVDドライブをNFSマウント等で共有することで本製品をインストールできます。
この場合、共有されたinstall.shシェルを使用して、通常の手順でインストールできます。
ただし、インストールを実行するマシン上でファイルパーミッションが変更、または制限されている場合は、正常に実行することができませんので、DVDドライブを共有する際には設定に注意してください。