Webサービスアプリケーションを作成するために必要なプロジェクトの作成手順を示します。
Interstage Studioでプロジェクトを作成します。
プロジェクトに同期アプリケーション連携実行基盤のクライアントAPIのクラスパスエントリを追加します。
■プロジェクトの作成
クライアントアプリケーションとして作成可能なプロジェクトの種類を以下に示します。
・動的Webプロジェクト
動的Webプロジェクトの生成時に、ターゲットランタイムにIJServerクラスタ (Java EE 6)または、IJServerクラスタ (Java EE 7)を指定してください。
ターゲットランタイムにIJServerクラスタ (Java EE 6)または、IJServerクラスタ (Java EE 7)を指定することで、Webサービスインタフェース生成時にJAX-WS規約に則ったJavaソースが生成されます。ターゲットランタイムにIJServer (J2EE)を指定すると、Webサービスインタフェース生成時にJAX-RPC規約に則ったJavaソースが生成されます。
プロジェクトの作成手順の詳細は、“Interstage Studio ユーザーズガイド”を参照してください。
注意
動的Webプロジェクト配下の以下のディレクトリは、Webサービスインタフェースの作成時に作業用ディレクトリとして使用されます。
.apfwtmp1
.apfwtmp2
.apfwtmp3
Webサービスインタフェース生成ウィザードの実行時に上記ディレクトリが動的Webプロジェクト配下に存在した場合、Webサービスインタフェースの生成に失敗します。動的Webプロジェクト配下の上記ディレクトリを削除した後、再度Webサービスインタフェースを実行してください。
■クラスパスエントリの追加
作成したプロジェクトに、同期アプリケーション連携実行基盤のクライアントAPIのクラスパスエントリを追加する必要があります。以下に追加するクラスパスを示します。
Interstage Business Application Server開発環境パッケージのインストールフォルダ\BAS\lib\apfwibscm.jar
Interstage Business Application Server開発環境パッケージのインストールフォルダ\BAS\lib\apfwibssc.jar
以下にクラスパスエントリの追加手順を示します。
Interstage Studioの[パッケージエクスプローラ]ビューから[プロジェクト]を選択し、コンテキストメニューから[プロパティ]を選択します。
[プロジェクトプロパティ]ダイアログボックスの左のペインで[Javaのビルドパス]を選択します。
右のペインで[ライブラリ]タブを選択します。
ウィザードで[実行基盤連携用ライブラリ]を選択し、[次へ]をクリックします。
[完了]をクリックします。 [使用する機能]は変更する必要はありません。
参照
実行基盤連携用ライブラリは、Interstage Business Application Server開発環境パッケージから “フロー定義ツール”をインストールすることで追加されます。インストールの詳細は、“Interstage Business Application Server 開発環境パッケージインストールガイド”を参照してください。