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Interstage Business Application Server アプリケーション開発ガイド
FUJITSU Software

10.3 業務共通制御を利用したクライアントアプリケーションの作成

同期アプリケーション連携実行基盤の提供する業務共通制御を利用するためのクライアントアプリケーションの作成方法について説明します。


C言語で作成したクライアントプログラムを、同期アプリケーション連携実行基盤上で動作する業務共通制御と連携させるために必要な情報を、業務共通制御実行基盤インタフェース生成ツールで生成します。業務共通制御実行基盤インタフェース生成ツールでは、業務共通制御のインタフェースを定義したIDLファイル、および付加情報を定義した業務共通制御情報入力ファイルを入力として、以下の情報を生成します。

C言語で作成したクライアントプログラムと、業務共通制御実行基盤インタフェース生成ツールで生成されたソースファイルおよびヘッダファイルをコンパイルおよびビルドして、C言語クライアントアプリケーションを作成します。
以下に、業務共通制御実行基盤インタフェース生成ツールの機能概要を示します。

※業務共通制御実行基盤インタフェース生成ツールが生成する以下のファイルはクライアントアプリケーション開発では使用しませんが、サーバ側のアプリケーションを作成配備する場合に使用します。

注意

  • 図はサーバがSolarisおよびLinuxの場合の例です。

  • サーバがWindowsの場合、業務共通制御実行基盤インタフェース生成ツールとして、“apfwgenctrlw”を使用します。

  • 業務共通制御実行基盤インタフェース生成ツールが生成する以下のファイルは、クライアントアプリケーション開発では使用しませんが、サーバ側の業務共通制御を作成配備する場合に使用します。

    • 業務共通制御実行基盤インタフェース

    • 業務共通制御アプリケーションインタフェース定義ファイル

    • 制御アプリケーション定義ファイル

業務共通制御を利用するためのクライアントアプリケーションの作成手順を以下に示します。