キューは、ルーティング定義内のアクティビティにおいて、業務処理実行アプリケーションに関連付けられます。関連付けられたキューにメッセージが送信されると、イベントチャネルからアプリケーション連携基盤にメッセージを受信したことが通知され、自動的に業務処理実行アプリケーションが呼び出されます。
以下に業務処理実行アプリケーションの概念図を示します。
キューで受信したメッセージのデータは、関連付けられた業務処理実行アプリケーションで処理されます。キューは優先度を設定しない場合は通常FIFOで処理されます。
業務処理実行アプリケーション、Destination、およびキューは1:1:1に対応するよう作成することを推奨します。複数の業務処理実行アプリケーションを1つのキューに関連付けることも可能ですが、その場合は、関連付ける複数の業務処理実行アプリケーションが1つの配備ファイルに含まれるように配備ファイルを作成する必要があります。詳細は、“2.7 実行時の構成”を参照してください。
イベントチャネルについては“Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド(イベントサービス編)”を参照してください。