以下の手順でデータベース接続パスワードを変更してください。
■スタンドアロン運用の場合
データベース接続パスワードの変更は、以下の手順で行います。
注意
リポジトリのデータベースにSymfoware/RDBを使用する場合に、データベース接続パスワードを変更する場合は、データベースを運用するマシンのOSで、データベース接続ユーザのパスワード変更操作をしてから、以下の変更操作を行ってください。
リポジトリのデータベースにOracle Databaseを使用する場合に、データベース接続パスワードを変更する場合は、Oracle Databaseに登録されているユーザアカウントのパスワード変更操作をしてから以下の変更操作を行ってください。
リポジトリを停止します。
データベースの接続ユーザのパスワードファイルを作成します。
irepconfig encrypt -o パスワードファイル
リポジトリの環境定義をファイル(リポジトリ環境定義ファイル)に出力します。
irepconfig print -R リポジトリ名 -o リポジトリ環境定義ファイル
手順3のリポジトリ環境定義ファイルの以下の「データベースの接続ユーザのパスワードファイル」項目に、手順2で作成したパスワードファイルを絶対パスで指定します。
sym_dbpasswd_file(Symfoware/RDB利用時)
ora_dbpasswd_file(Oracle Database利用時)
リポジトリの環境定義を変更します。
irepconfig modify -R リポジトリ名 -f リポジトリ環境定義ファイル
設定を変更したリポジトリを起動します。
リポジトリを停止します。
停止したリポジトリをクリックして、[環境設定]画面を表示させます。
[データベース接続パスワードの変更]で“変更する”を選択し、表示されるダイアログボックスで[OK]ボタンをクリックします。
新たに表示される[データベース接続新パスワード]に新パスワードを設定して、[適用]ボタンをクリックします。
手順4で新パスワードを設定したリポジトリを起動します。
■負荷分散運用の場合
データベース接続パスワードの変更方法は、“スタンドアロン運用の場合”と同様です。
注意
データベースを共用するリポジトリのデータベース接続パスワードを変更する場合は、データベースを共用するすべてのリポジトリのデータベース接続パスワードを変更する必要があります。
データベース接続パスワードの変更方法は、“付録C 負荷分散環境(レプリケーション形態)の作成”を参照してください。