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Interstage Application Server V12.3.0 ディレクトリサービス運用ガイド
FUJITSU Software

10.4.2 データベース接続パスワードの変更

以下の手順でデータベース接続パスワードを変更してください。

  

スタンドアロン運用の場合

データベース接続パスワードの変更は、以下の手順で行います。

注意

リポジトリのデータベースにSymfoware/RDBを使用する場合に、データベース接続パスワードを変更する場合は、データベースを運用するマシンのOSで、データベース接続ユーザのパスワード変更操作をしてから、以下の変更操作を行ってください。
リポジトリのデータベースにOracle Databaseを使用する場合に、データベース接続パスワードを変更する場合は、Oracle Databaseに登録されているユーザアカウントのパスワード変更操作をしてから以下の変更操作を行ってください。

コマンドを使用する場合
  1. リポジトリを停止します。
      

  2. データベースの接続ユーザのパスワードファイルを作成します。

    irepconfig encrypt -o パスワードファイル
  3. リポジトリの環境定義をファイル(リポジトリ環境定義ファイル)に出力します。

    irepconfig print -R リポジトリ名 -o リポジトリ環境定義ファイル
  4. 手順3のリポジトリ環境定義ファイルの以下の「データベースの接続ユーザのパスワードファイル」項目に、手順2で作成したパスワードファイルを絶対パスで指定します。

    • sym_dbpasswd_file(Symfoware/RDB利用時)

    • ora_dbpasswd_file(Oracle Database利用時)
        

  5. リポジトリの環境定義を変更します。

    irepconfig modify -R リポジトリ名 -f リポジトリ環境定義ファイル
  6. 設定を変更したリポジトリを起動します。
      

Interstage管理コンソールを使用する場合
  1. リポジトリを停止します。
      

  2. 停止したリポジトリをクリックして、[環境設定]画面を表示させます。
      

  3. [データベース接続パスワードの変更]で“変更する”を選択し、表示されるダイアログボックスで[OK]ボタンをクリックします。
      

  4. 新たに表示される[データベース接続新パスワード]に新パスワードを設定して、[適用]ボタンをクリックします。
      

  5. 手順4で新パスワードを設定したリポジトリを起動します。
      

■負荷分散運用の場合

データベース共用形態で運用する場合

データベース接続パスワードの変更方法は、“スタンドアロン運用の場合”と同様です。

注意

データベースを共用するリポジトリのデータベース接続パスワードを変更する場合は、データベースを共用するすべてのリポジトリのデータベース接続パスワードを変更する必要があります。

レプリケーション形態で運用する場合

データベース接続パスワードの変更方法は、“付録C 負荷分散環境(レプリケーション形態)の作成”を参照してください。