メソッドには、処理の間呼び出し元へ制御を返さない「完了復帰(同期)」型のメソッドと、呼び出し側の制御を止めずにメソッドの処理を切り離して実行する「非同期復帰」型のメソッドの2種類があります。
メソッドの名前の最後に“~Async”と付くものが「非同期復帰」するメソッドとなっており、処理の完了時にはイベントを発生させて完了を通知します。
●「完了復帰(同期)」型メソッド
「完了復帰」メソッドは、要求された処理が完了(正常時だけでなく、タイムアウトやエラーも含む)した時点で発行元に動作を戻します。
メソッドの復帰が処理の完了であり、復帰値として処理結果を通知します。
メソッドの復帰によって処理完了を待機することができるので、一連の動作を順に進めていく処理に適しています(ホスト接続→ログオン文字列送信→ホストコマンド送信等)。
●「非同期復帰」型メソッド
OLEオートメーションでは「非同期復帰」メソッドは未サポートです。