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WSMGR V9 使用手引書
FUJITSU Software

9.1.5 アプリケーション作成時の注意点


●すぐに復帰しないメソッドを呼び出す場合

ConnectXのいくつかのメソッドは呼び出し後にすぐにアプリケーションに復帰しません。この場合、システムはOLEサーバビジーのエラーを表示する場合があります。これを避けるために、ConnectXメソッドのタイムアウト値を小さくしてください。 ConnectXメソッドのタイムアウト値はWaitTimeプロパティ、または、メソッドの引数のタイムアウト値で設定します。

参考

Visual Basicの場合はOLEServerBusyTimeoutプロパティを使用して、OLEサーバのタイムアウト値を変更することができます。ただし、OLEサーバビジーの状態ではアプリケーションの操作を行うことができないため、一時的にハングアップ状態となります。そのため、タイムアウト値を小さくすることをお勧めします。


WSMGR APIとの共存について

ConnectX OLEオートメーションは、WSMGR API(WSAPI、ConnectXコントロール)で使用する接続パスを同時に使用することはできません。