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Interstage Navigator ServerV9.5.0 コマンドリファレンス
FUJITSU Software

3.5.2 wsutilityの編集

エディタでWebコンポーネントのインストールディレクトリにあるwsutility.bat、またはwsutiliry.shを編集します。また、これらのコマンドを使用する場合に出力されるログの出力先をwsutility_log.iniファイルに設定します。

wsutility.batまたはwsutility.shの編集

ファイル名

追加する値

[Webコンポーネントのインストールディレクトリ]\bin
\wsutility.bat

  1. INSTALL_DIRに[Webコンポーネントのインストールディレクトリ]へのパスを指定してください。
    set INSTALL_DIR=[Webコンポーネントのインストールディレクトリ]

  2. WS_JAVA_HOMEにJavaコマンドのパスを指定してください。
    set WS_JAVA_HOME=[Javaコマンドのパス]

    注意

    ポリシー定義ファイル「update.def」ファイルのコンパイル時に使用するJDKのバージョンと同一のJDKを利用してください。ポリシー定義ファイル「update.def」ファイルのコンパイルについての詳細は、“Navigator Server セットアップガイド Vol.2”のupdate.defファイルに行う設定に関する情報を参照してください。

設定例
=======================================================================
set INSTALL_DIR=C:\NAVIWC
set WS_JAVA_HOME=C:\Interstage\JDK8
=======================================================================

ファイル名

追加する値

[Webコンポーネントのインストールディレクトリ]/bin]/wsutility.sh

  1. INSTALL_DIRに[Webコンポーネントのインストールディレクトリ]へのパスを指定してください。
    INSTALL_DIR=[Webコンポーネントのインストールディレクトリ]

  2. WS_JAVA_HOMEにJavaコマンドのパスを指定してください。
    WS_JAVA_HOME=[Javaコマンドのパス]

    注意

    ポリシー定義ファイル「update.def」ファイルのコンパイル時に使用するJDKのバージョンと同一のJDKを利用してください。ポリシー定義ファイル「update.def」ファイルのコンパイルについての詳細は、“Navigator Server セットアップガイド Vol.2”のupdate.defファイルに行う設定に関する情報を参照してください。

  3. Charset Managerがインストールされている場合には、WS_ICONVPATHにCharset Managerのインストールパスを指定してください。Charset Managerがインストールされていない場合、定義する必要はありません。
    WS_ICONVPATH=[Charset Managerのインストールディレクトリ]

  4. wsstartに指定したLANGおよびLC_ALLと設定値が異なる場合は同じ値を設定します。

    • Solarisの場合
      LANG=ja_JP.PCK

    • Linuxの場合
      LANG=[ja_JP.UTF-8、Cまたはja_JP.WINDOWS-31J]
      LC_ALL=[ja_JP.UTF-8、Cまたはja_JP.WINDOWS-31J]

使用例
=======================================================================
INSTALL_DIR=/opt/FJSVnavwc
WS_JAVA_HOME=/opt/FJSVawjbk/jdk8
WS_ICONVPATH=/opt/FSUNiconv
=======================================================================

wsutility_log.iniの編集

各コマンドのいずれかを使用すると出力されるログ(内部ログ)の出力先およびwsresourcetoolコマンドで利用者ごとに権限を一括設定する場合に出力されるアクセスログの出力先を設定します。

ディスク容量の見積りに従って、十分な領域があるディスク上のディレクトリを指定してください。

ファイル名

変更する個所

Webコンポーネントのインストールディレクトリ]\conf\wsutility_log.ini

以下の値を指定します。
log_file_output_dir=ログ出力ディレクトリ

アクセスログの出力先

アクセスログは、指定したディレクトリ\log\utilityまたは、指定したディレクトリ/log/utility/配下のaccessYYYYMMDD.logに出力されます。(YYYYMMDDは、ログの出力年月日です。)

注意

ディスク容量の枯渇防止のため、不要となったログは定期的に削除してください。

なお、アクセスログの実行例についての詳細は、“2.9.5.1.4 アクセスログ”を参照してください。

カタログの内部ログの出力先

内部ログは、指定したディレクトリ\log\utilityまたは、指定したディレクトリ/log/utility /配下のeventYYYYMMDD.logに出力されます。(YYYYMMDDは、ログの出力年月日です。)

注意

ディスク容量の枯渇防止のため、不要となったログは定期的に削除してください。