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Interstage Navigator ServerV9.5.0 コマンドリファレンス
FUJITSU Software

2.4.3 rn_del(辞書の削除コマンド)

実行環境

実行環境の設定が必要です。

実行環境の設定は、“実行環境の設定”の“3.3 辞書の管理コマンドの実行環境”を参照してください。

名前

rn_del  -  辞書の削除コマンド

形式

rn_del [-u ユーザ名/パスワード] [-d DBMSのユーザ名/パスワード] { [-a] | [-i ユーザID] }

機能説明

辞書の削除をサーバ上で行うことができます。辞書の削除コマンドは以下の場合に使用します。

-u ユーザ名/パスワード

Navigatorのユーザ名とパスワードを、スラッシュ(/)で区切って指定します。

指定できるユーザ名は、辞書の管理者のユーザ名だけです。なお、パスワードがないユーザの場合、ユーザ名だけを指定してください。

-uとユーザ名の間には、1文字以上の半角空白が必要です。

ユーザ名とパスワードを区切るスラッシュ(/)の前後には空白を指定できません。

-d DBMSのユーザ名/パスワード

Postgres、OracleまたはSQL Serverで辞書の運用をしている場合に指定します。DBMSのユーザ名とパスワードを、スラッシュ(/)で区切って指定します。

指定できるDBMSのユーザ名は、KVRGで始まる辞書の管理者のユーザ名だけです。

-dとDBMSのユーザ名の間には、1文字以上の半角空白が必要です。

DBMSのユーザ名とパスワードを区切るスラッシュ(/)の前後には空白を指定できません。

-a

辞書を削除する場合に指定します。

-i ユーザID

個人の辞書を削除する場合に指定します。

ユーザIDには、削除対象となる個人辞書のユーザIDを指定します。ユーザIDは10進数の数字で指定します。

-iとユーザ名の間には、1文字以上の半角空白が必要です。

コマンドの復帰コード

削除コマンドは、復帰コードを返却します。バッチファイルやシェルなどから削除コマンドを呼び出す場合、この復帰コードを使用してエラー判定を行うことができます。

復帰コード

意味

詳細

0

正常終了

処理は正常に終了しました。

8

パラメタエラー

必須パラメタの指定がありません。
パラメタの指定値に誤りがあります。

12

実行環境エラー

実行環境の誤りを検出しました。

16

実行時エラー

処理を実行中にエラーが発生しました。

実行方法

コマンドプロンプトから実行します。

処理が終了すると辞書(-aパラメタ指定時)、または個人辞書(-iパラメタ指定時)が削除されます。

注意事項

辞書の削除コマンドを実行する場合、以下に示す注意が必要です。

使用例

Symfoware/RDBで辞書を運用していてユーザID3000の辞書を削除する場合

rn_del -u navi/navi -i 3000

Postgres、OracleまたはSQL Serverで辞書を運用していて辞書を部門ごと削除する場合

rn_del -u navi/navi -d KVRG00004E20/xxxxxxxx -a

実行できるユーザ

Administratorsグループに所属するユーザで、以下の権利が設定されているユーザで実行してください。

スーパーユーザで実行してください。