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Interstage Navigator ServerV9.5.0 コマンドリファレンス
FUJITSU Software

2.3.3 rn_curmth(当月度の設定コマンド)

実行環境

実行環境の設定が必要です。

実行環境の設定は、“実行環境の設定”の“3.3 辞書の管理コマンドの実行環境”を参照してください。

名前

rn_curmth  -  当月度の設定コマンド

形式

rn_curmth [-u ユーザ名/パスワード] [-d DBMSのユーザ名/パスワード] [-m {当月度の年/ | CURRENT}]

機能説明

時間型管理ポイント、および時間テンプレート型管理ポイントを使用する場合の当月度を設定します。

-u ユーザ名/パスワード

Navigator Serverのユーザ名とパスワードを指定します。指定できるユーザ名は辞書の管理者のユーザ名です。パスワードがないユーザの場合、ユーザ名だけを指定してください。

ユーザ名とパスワードはスラッシュ(/)で区切って指定します。-uとユーザ名の間には一文字以上の半角空白が必要です。また、ユーザ名とパスワードの間のスラッシュ(/)の前後には空白は指定できません。

-d DBMSのユーザ名/パスワード

Postgres上、Oracle上またはSQL Server上で辞書の運用をしている場合、DBMSのユーザ名とパスワードを指定します。パスワードがないユーザの場合、ユーザ名だけを指定してください。

指定できるユーザ名はKVRGで始まる辞書の管理者のユーザ名です。ユーザ名とパスワードはスラッシュ(/)で区切って指定します。-dとユーザ名の間には、1文字以上の半角空白が必要です。また、ユーザ名とパスワードの間のスラッシュ(/)の前後には空白は指定できません。

Symfoware/RDB上で辞書の運用をしている場合、本パラメタを省略することができます。

-m 当月度の年/ | CURRENT

当月度の年と月を指定します。指定できる年は1800年から2100年です。年と月はスラッシュ(/)で区切って指定します。-mと年の間には一文字以上の半角空白が必要です。また、年と月の間のスラッシュ(/)の前後には空白は指定できません。コマンド実行日の年と月を設定する場合は、CURRENTを指定します。

CURRENT指定では、コマンドの実行を1日から15日に行った場合は、実行日のその月が当月度となりますが、16日から31日に行った場合は次の月が当月度となります。たとえば、9月15日にコマンドを実行すると当月度は9月となり、9月16日に実行すると当月度は10月となります。

当月度の年と月を初期化する場合は年と月を省略、または0/0を指定します。

コマンドの復帰コード

当月度設定コマンドは処理完了時に以下の復帰コードを返却します。

復帰コード

意味

詳細

0

正常終了

処理は正常に終了しました。

8

パラメタエラー

必須パラメタの指定がない、またはパラメタの指定値に誤りがあります。パラメタの指定を確認してください。

12

実行環境エラー

実行環境の誤りを検出しました。

16

実行時エラー

処理を実行中にエラーが発生しました。

実行方法

コマンドプロンプトから実行します。

処理が終了すると指定した当月度の年、月が辞書に設定されます。また、年と月を省略または、0/0を指定した場合は辞書上の当月度の年、月が初期化されます。

注意事項

当月度設定コマンドを実行する場合、以下に示す注意が必要です。

使用例

Symfoware/RDB上に辞書がある場合

rn_curmth -u navi/navi -m 2005/06

Postgres上、Oracle上またはSQL Server上に辞書がある場合

rn_curmth -u navi/navi -d KVRG00004E20/xxxxxxxx -m 2005/06

Postgres上、Oracle上またはSQL Server上に辞書がある場合(0/0指定による初期化)

rn_curmth -u navi/navi -d KVRG00004E20/xxxxxxxx -m 0/0

Postgres上、Oracle上またはSQL Server上に辞書がある場合(省略による初期化)

rn_curmth -u navi/navi -d KVRG00004E20/xxxxxxxx -m

実行できるユーザ

Administratorsグループに所属するユーザで、以下の権利が設定されているユーザで実行してください。

スーパーユーザで実行してください。