保管データベースの環境設定時に出力される可能性の高いメッセージを説明しています。
List Works組込データベース、またはSymfowareを構築する際に出力される可能性の高いメッセージについて、説明します。
Symfowareの場合は、詳細は“Symfowareのマニュアル”を参照してください。
[原因]
カレントディレクトリにcreateLWDB.bat(Solaris版/Linux版ではcreateLWDB.sh)あるいはcreateLWDB.datが存在しないため、データベース構築スクリプトが正しく実行できません。
[対処]
以下のファイルが存在するフォルダをカレント(現在、参照される位置)にして、データベース構築スクリプトを実行してください。
createLWDB.bat、またはcreateLWDB.sh
createLWDB.dat
createLWDB.batまたはcreateLWDB.shの格納場所については、以下の参照先を確認してください。
[原因]
環境変数「RDBNAME」の値として定義したRDBシステム名と、RDBシステムのセットアップで設定したRDBシステム名が一致しないため、データベースのセットアップができません。
[対処]
環境変数「RDBNAME」の値がRDBシステムのセットアップで設定したRDBシステム名と一致しているか確認して、正しい値を設定してください。
環境変数を変更した場合は、サーバを再起動してから、再度、データベース構築スクリプトを実行してください。
[原因]
データベース構築環境の異常、または設定値の異常により、データベースの構築処理中にエラーが発生しました。
[対処]
ログファイルを参照し、エラーの発生箇所を確認してください。
エラーの発生箇所は、qdgXXXXXで始まるデータベースのエラーコードが出力されている箇所になります。詳細については、出力される可能性が高いものについて、以降で説明しています。
それぞれの対処方法に従って対処してください。
それ以外のエラーコードについては、“Symfowareのマニュアル”を参照してください。
[原因]
データベースがインストールされていません。
[対処]
Symfowareを使用する場合は、リスト管理サーバの環境構築の前にSymfowareのインストールを済ませておく必要があります。
List Worksのインストール時に、「Symfowareデータベースをインストールする」を選択してインストールを行ってください。または、個別にSymfowareを購入している場合は、購入済みのSymfowareのインストールを行ってから、データベースの環境設定を行ってください。
[原因]
DBSPACEの定義で指定したデータベーススペースの物理ファイルのパス/ローデバイスが存在しません。
データベーススペースの物理ファイルパスは、存在する物理パス(Solaris版/Linux版ではローデバイス)を指定する必要があります。
[対処]
DBSPACEの定義で指定したデータベーススペースの物理ファイル(DBSPACEファイル)の格納パス/ローデバイスは存在するものを指定する必要があります。
createLWDB.datファイルで定義しているデータベーススペースの物理ファイルパス/ローデバイスが存在しない場合、データベース構築スクリプトはエラーになります。
createLWDB.datをテキストエディタなどで開き、存在するフォルダパスをデータベーススペースの物理ファイルパスとして指定(Solaris版/Linux版ではローデバイスを指定)して、上書き保存してください。その後、再度、セットアップを実行してください。
createLWDB.bat(Solaris版/Linux版ではcreateLWDB.sh)の格納場所については、以下の参照先を確認してください。
物理ファイルパス/ローデバイスを修正後、再度、セットアップを実行する際には、前回実行時に作成したデータベースが残っていますので、以下を参照して、データベースを削除してください。
[原因]
Database見積もりツールで見積もった結果が、データベース構築スクリプトに正しく反映されていません。
[対処]
見積もり結果を、データベース構築スクリプトに正しく反映してください。
修正後、再度、セットアップを実行する際には、前回の実行時に作成したデータベースが残っていますので、以下を参照してデータベースを削除してください。
[原因]
データベース構築スクリプトで作成される表“LW_USER”が存在していません。
[対処]
データベース構築スクリプトで作成されるテーブルが、予期せぬエラーにより作成されていません。以下の方法で、現在のデータベースを削除し、RDBシステムのセットアップから再度行ってください。
「opt/dbsetup/symfo/drop/dropLWDB.sh」ファイルを実行し、データベースを削除してください。
設定情報を確認後、再度接続確認を実行してください。
[原因]
リスト管理サーバとは別にデータベースサーバを構築する場合には、リスト管理サーバにもSymfowareクライアントが必要ですが、インストールされていないため、データベースへの接続ができません。
[対処]
リスト管理サーバにも、Symfowareクライアントをインストールしてから、再度、データベースの接続確認を行ってください。
[原因]
リスト管理サーバとは別にデータベースサーバを構築する場合には、リスト管理サーバにもSymfowareクライアントが必要ですが、インストールされていないため、データベースへの接続ができません。
[対処]
リスト管理サーバにも、Symfowareクライアントをインストールしてから、再度、データベースの接続確認を行ってください。
[原因]
データベースサーバにCharset Manager Standard Editionがインストールされていません。
[対処]
データベースサーバに以下のいずれかの製品をインストールしてください。
Charset Manager Standard Edition
Systemwalker CharsetMGR-M