保管データベースにの作成に失敗した場合や、パラメタ変更を行いたい場合には、作成途中の保管データベースを一旦削除します。
削除の手順を、使用するデータベースごとに説明します。
データベース削除スクリプト(dropLWDB.sh)を使用して、保管データベースの定義やファイルを削除します。dropLWDB.shは、「/opt/FJSVlw-sv/tools/lwdb/dbsetup/drop」ディレクトリ配下に格納されています。
データベース削除スクリプトの編集
dropLWDB.shをテキストエディタで開き、実行環境に合わせて、太字下線部分を変更します。
# RDBディレクトリ
DB_DIR=/LWSFW
データベース削除スクリプトの実行
スクリプト保存先ディレクトリで実行して、保管データベースを削除します。
実行例を以下に示します。
# cd /opt/FJSVlw-sv/tools/lwdb/dbsetup/drop # ./dropLWDB.sh
参考
保管データベースを再構築する場合は、再度、データベース構築スクリプトを実行します。
データベース構築スクリプトの実行については、“3.4.1 List Works組込データベースの環境設定”を参照してください。
データベース削除スクリプト(dropLWDB.sh)を使用して、保管データベースの定義やファイルを削除します。dropLWDB.shは、「/opt/FJSVlw-sv/dbsetup/symfo/drop」ディレクトリ配下に格納されています。
データベース削除スクリプトの複写
dropLWDB.shが格納されている「/opt/FJSVlw-sv/dbsetup/symfo/drop」ディレクトリを作業用ディレクトリ(例えば、/workディレクトリ)配下に複写してください。複写先のディレクトリおよび、その配下のファイルに、複写元と同じアクセス権を付与してください。
例)/opt/FJSVlw-sv/dbsetup/symfo/drop → /work/drop
データベースサーバの作業用ディレクトリに複写してください。
データベース削除スクリプトの編集
複写したdropLWDB.shをテキストエディタで開き、実行環境に合わせて、太字下線部分を変更します。
# RDBディレクトリ
DB_DIR=/LWSFW
データベース削除スクリプトの実行
dropLWDB.shを複写先ディレクトリで実行して、保管データベースを削除します。
実行例を以下に示します。
# cd /work/drop # ./dropLWDB.sh
参考
保管データベースを再構築する場合は、再度、データベース構築スクリプトを実行します。
データベース構築スクリプトの実行については、“3.4.2 Symfowareの環境設定”を参照してください。
Oracleデータベースのユーティリティ(Oracle Database Configuration Assistantなど)を使用して、保管データベースを削除します。
エラーが出力された場合、出力されるOracleのエラーメッセージから原因を取り除きます。Oracleのエラーメッセージについては、“Oracle Databaseのマニュアル”を参照してください。
参考
保管データベースを再構築する場合は、再度、“3.4.3 Oracleデータベースの環境設定”の“(5) 保管データベースの作成”を参照して、保管データベースの構築を行います。保管データベースの再構築はスーパーユーザで行います。