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Interstage List Works V10.4.0 帳票保管活用機能セットアップガイド(拡張パッケージ)
FUJITSU Software

3.4.5 保管データベースの削除手順

保管データベースにの作成に失敗した場合や、パラメタ変更を行いたい場合には、作成途中の保管データベースを一旦削除します。

削除の手順を、使用するデータベースごとに説明します。

3.4.5.1 List Works組込データベースの場合

データベース削除スクリプト(dropLWDB.sh)を使用して、保管データベースの定義やファイルを削除します。dropLWDB.shは、「/opt/FJSVlw-sv/tools/lwdb/dbsetup/drop」ディレクトリ配下に格納されています。

  1. データベース削除スクリプトの編集

    dropLWDB.shをテキストエディタで開き、実行環境に合わせて、太字下線部分を変更します。

    #  RDBディレクトリ
    DB_DIR=/LWSFW
  2. データベース削除スクリプトの実行

    スクリプト保存先ディレクトリで実行して、保管データベースを削除します。

    実行例を以下に示します。

    # cd /opt/FJSVlw-sv/tools/lwdb/dbsetup/drop 
    # ./dropLWDB.sh

参考

保管データベースを再構築する場合は、再度、データベース構築スクリプトを実行します。

 データベース構築スクリプトの実行については、“3.4.1 List Works組込データベースの環境設定”を参照してください。

3.4.5.2 Symfowareの場合

データベース削除スクリプト(dropLWDB.sh)を使用して、保管データベースの定義やファイルを削除します。dropLWDB.shは、「/opt/FJSVlw-sv/dbsetup/symfo/drop」ディレクトリ配下に格納されています。

  1. データベース削除スクリプトの複写

    dropLWDB.shが格納されている「/opt/FJSVlw-sv/dbsetup/symfo/drop」ディレクトリを作業用ディレクトリ(例えば、/workディレクトリ)配下に複写してください。複写先のディレクトリおよび、その配下のファイルに、複写元と同じアクセス権を付与してください。

    例)/opt/FJSVlw-sv/dbsetup/symfo/drop  →  /work/drop

    データベースサーバの作業用ディレクトリに複写してください。

  2. データベース削除スクリプトの編集

    複写したdropLWDB.shをテキストエディタで開き、実行環境に合わせて、太字下線部分を変更します。

    #  RDBディレクトリ
    DB_DIR=/LWSFW
  3. データベース削除スクリプトの実行

    dropLWDB.shを複写先ディレクトリで実行して、保管データベースを削除します。

    実行例を以下に示します。

    # cd /work/drop
    # ./dropLWDB.sh

参考

保管データベースを再構築する場合は、再度、データベース構築スクリプトを実行します。

 データベース構築スクリプトの実行については、“3.4.2 Symfowareの環境設定”を参照してください。

3.4.5.3 Oracleデータベースの場合

  1. Oracleデータベースのユーティリティ(Oracle Database Configuration Assistantなど)を使用して、保管データベースを削除します。

    エラーが出力された場合、出力されるOracleのエラーメッセージから原因を取り除きます。Oracleのエラーメッセージについては、“Oracle Databaseのマニュアル”を参照してください。

参考

保管データベースを再構築する場合は、再度、“3.4.3 Oracleデータベースの環境設定”の“(5) 保管データベースの作成”を参照して、保管データベースの構築を行います。保管データベースの再構築はスーパーユーザで行います。