List Worksサーバのイベントログを監視することにより、以下の状態を確認することができます。
帳票の登録や振り分けの運用状態
印刷やファイリングの運用状態
帳票登録などによるエラー検出の状態
採取されたイベントログは、List WorksサーバのOSにおいてイベントビューアーを起動し、アプリケーションログを表示することにより確認することができます。ただし、イベントビューアーを起動するには、Administrator権限が必要です。
List WorksサーバのOSで、【スタート】―【管理ツール】―【イベントビューアー】をクリックします。
イベントログには、以下の情報が出力されます。
エラーを検出した場合は、「説明」に表示されているエラーメッセージに従って対処します。
なお、イベントビューアーのダイアログボックスには、下表の項目欄がタイトルとして出力されます。
項目 | 項目の説明 |
---|---|
日付 | イベントログにメッセージを出力した年月日が、「yyyy/mm/dd」の形式で出力されます。 例)2003/04/27 |
時刻 | イベントログにメッセージを出力した時間が、「hh:mm:ss」の形式で出力されます。 例)16:39:21 |
ユーザ | ユーザ名が出力されます。 |
コンピュータ名 | コンピュータ名が出力されます。 |
イベントID | List Worksの処理結果を示します。 1~1000:分散印刷運用(FNA,TCP/IP)とファイル転送運用の登録処理のイベントID 1001~2000:リザーブ(互換用) 2001~3000:クライアントサーバ形態時のイベントID 3001~4000:帳票の振り分け処理のイベントID 4001~4200:ファイリングサービスのイベントID 4201~5000:Windowsアプリケーション出力帳票の登録処理のイベントID 5001~ :PDF変換コマンド/APIのイベントID イベントIDについては、“4.1.1 イベントログに出力されるイベントID”を参照してください。 |
ソース | List Worksのログであることを示す「ListWORKS」が表示されます。 |
種類 | List Worksの処理結果が出力されます。 「エラー」/「警告」/「情報」 |
分類 | List Worksの機能分類が表示されます。 1:分散印刷運用(FNA)の登録機能 2:ファイル転送の登録機能 3:分散印刷運用(TCP/IP)とファイル転送運用の登録機能 4:リザーブ(互換用) 5:クライアントサーバ形態 6:帳票の振り分け処理 7:ファイリングサービス機能 8:NetCOBOL/MeFt帳票、またはList Creator帳票の登録処理 9:帳票のPDF変換 |
説明 | List Worksの処理結果の詳細を通知します。 |