searcherのフェイルオーバの復旧手順について、以下に示します。
参照
searcherのフェイルオーバの詳細については、“導入・運用ガイド”の“HA機能”を参照してください。
代替searcher切替え時の復旧
searcherのフェイルオーバが発生すると、ディレクタサーバのシステムログ(syslog)に、以下のメッセージが出力されます。
shn01903i: Searcher connection was broken. (192.168.10.1,23501) (director) [shund1] Shunsaku System Name=shunsaku
shn01904i: Switching to alternative searcher. (director) [shund1] Shunsaku System Name=shunsaku
shn01110i: Connected to searcher. (192.168.10.20,23501) (director) [shund1] Shunsaku System Name=shunsaku |
復旧手順
異常が発生したsearcherとフェイルオーバにより稼働中の代替searcherを元の構成に戻す場合には、異常が発生したsearcherの復旧後に以下の手順で行います。
復旧が完了したsearcherを配置したサーバでshunsysstartコマンドを実行し、searcherを起動します。
shunsysstart -n Shunsakuシステム名
復旧が完了したsearcherを起動すると、稼働中の代替searcher内のサーチデータが復旧が完了したsearcherに自動的に再配信されます。
再配信が完了すると、稼働中の代替searcherは、代替待機状態となり、ほかのsearcher異常に備えます。
稼働中の代替searcherからの自動再配信中は、以下の操作が実行できません。
アプリケーションによる更新操作
shundbackupコマンド
shundcdsコマンド
shundclearコマンド
shundexportコマンド
shundimportコマンド
shundrecoverコマンド
shundresendコマンド
shundrestrictコマンド
shunsyscfgeditコマンド
shunsysstopコマンド
以上により、システムが元の構成に戻り、フェイルオーバ運用が再開されます。
searcher接続待ち状態からの復旧
縮退可能なsearcher数(DegradableSearcherCntパラメタ)を指定した運用で、指定値を超える数のsearcher(注)で異常が発生した場合、ディレクタサーバのシステムログ(syslog)に、以下のメッセージが出力され、searcher接続待ちの状態に移行します。
注)代替searcherへ切り替わった数は、異常searcher数には含まれません。
shn01906w: Searchers to operate are insufficient. Number of searchers =18 (director) [shund1] Shunsaku System Name=shunsaku |
復旧手順
shundstateコマンドを実行し、directorの稼動状況(State)が“WAITING”であることを確認します。
shundstate -s director識別子
shundstateコマンドにpオプションを指定し、searcherの稼動状況(State)が“INACTIVE”のsearcherを確認します。
その際、使用しているsearcherと代替searcherの一覧情報を用意しておくと、確認が容易になります。
shundstate -s director識別子 -p
2.で確認した稼動状態が“INACTIVE”の全searcherについて、異常を取り除いたあと、searcherを配置したサーチサーバでshunsysstartコマンドを実行し、searcherを起動します。
shunsysstart -n Shunsakuシステム名
異常が発生したすべてのディレクタサーバでshundstateコマンドを実行し、directorの稼動状況(State)が“ACTIVE”になるまで待ちます。
縮退が発生していた場合には、引き続き縮退からの復旧作業を行います。
詳細は、“1.4.1 異常状態からの復旧手順”を参照してください。