Shunsakuで運用を継続できない異常が発生した場合、管理者がShunsakuの異常の原因を取り除いたあと、Shunsakuを再起動することで、運用を再開することができます。
Shunsakuにおける異常発生から復旧までの流れは、以下の手順となります。
異常原因の対処
異常が発生したサーバ上のシステムログ(syslog)に出力されるShunsakuのメッセージに対する利用者の対処方法にしたがって、異常となった原因を取り除いてください。
注意
メッセージに対する利用者の処置については、“メッセージ集”を参照してください。
Shunsakuの再起動
異常となった原因を取り除いたあと、対象サーバでshunsysstartコマンドを実行して、Shunsakuを再起動します。
shunsysstart -n Shunsakuシステム名
Shunsakuを再起動すると自動的に通常運用が再開されます。
サーチデータの再配置
searcherに異常が発生していた場合、Shunsakuを再起動すると縮退後の運用から通常運用に自動的に遷移します。ただし、縮退でほかのsearcherに割り振られたサーチデータは縮退前の状態には復旧されません。searcher間のサーチデータを均等にする場合、shundresendコマンドを実行し、サーチデータの再配置を行います。
shundresend -s director識別子
注意
サーチデータの再配置を行っている間は、shundimportコマンド、APIによる検索用データの更新はできません。