例えば、データベースから抽出されたデータには、各カラムの文字数にあわせ、データの後ろに空白文字が含まれることがあります。
このような、桁あわせのために付加されたデータ後方の空白を取り除く場合、rtrim関数を指定します。
以下にソート処理での例を示します。
入力データ
"番号","姓","名前","名前かな" 19980120,"鈴木","太郎","すずき△たろう△△" 20012111,"鈴木","拓郎","すずき△たくろう△" 20020005,"鈴木","巧△","すずき△たくみ△△" |
△は空白文字を表します。
例
氏名ひらがな(namekana)で昇順にソートし、結果は入力データのまま出力します。
ソート式 | rtrim($名前かな) |
結果
"番号","姓","名前","名前かな" 20020005,"鈴木","巧△","すずき△たくみ△△" 20012111,"鈴木","拓郎","すずき△たくろう△" 19980120,"鈴木","太郎","すずき△たろう△△" |
ポイント
上記例では、ソート比較するときだけ、“名前かな”の文字の後方空白を削除しています。
ソート結果として、後方の空白を取り除いたデータを出力したい場合は、以下のようにリターン式にrtrim関数を指定してください。
ソート式 | rtrim($名前かな) |
リターン式 | $番号 番号 ,rtrim($名前かな) 名前かな,$出張日 出張日,$交通費 交通費 |
参照
rtrim関数の指定方法の詳細については、“リファレンス集”の“rtrim関数”を参照してください。