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Big Data Integration ServerV1.2.0 加工編導入・運用ガイド
FUJITSU Software

4.3.2 データの後方空白を取り除く

例えば、データベースから抽出されたデータには、各カラムの文字数にあわせ、データの後ろに空白文字が含まれることがあります。
このような、桁あわせのために付加されたデータ後方の空白を取り除く場合、rtrim関数を指定します。
以下にソート処理での例を示します。


入力データ

"番号","姓","名前","名前かな"
19980120,"鈴木","太郎","すずき△たろう△△"
20012111,"鈴木","拓郎","すずき△たくろう△"
20020005,"鈴木","巧△","すずき△たくみ△△"

△は空白文字を表します。

氏名ひらがな(namekana)で昇順にソートし、結果は入力データのまま出力します。

ソート式
rtrim($名前かな)

結果

"番号","姓","名前","名前かな"
20020005,"鈴木","巧△","すずき△たくみ△△"
20012111,"鈴木","拓郎","すずき△たくろう△"
19980120,"鈴木","太郎","すずき△たろう△△"

ポイント

上記例では、ソート比較するときだけ、“名前かな”の文字の後方空白を削除しています。
ソート結果として、後方の空白を取り除いたデータを出力したい場合は、以下のようにリターン式にrtrim関数を指定してください。

ソート式
rtrim($名前かな) 
リターン式
$番号 番号 ,rtrim($名前かな) 名前かな,$出張日 出張日,$交通費 交通費

参照

rtrim関数の指定方法の詳細については、“リファレンス集”の“rtrim関数”を参照してください。