Charset-Web入力で表示に使用する外字の管理について説明します。
利用者は、Charset Manager-Mの日本語資源管理を使用して、外字を管理します。ここでは、その手順の概略を説明します。詳しくは、Charset Managerの「使用手引書 日本語資源管理編」の第4章を参照してください。なお、この作業は、資源管理サーバ上で行います。
参考
資源管理サーバに外字データライブラリがインストールされている場合、これを利用して外字の管理を行うこともできます。詳しくは、Charset Managerの「使用手引書 日本語資源管理編」の第4章の「外字データライブラリから登録する」に関する箇所や、外字データライブラリの「ユーザーズガイド」を参照してください。
Charset-Web入力をインストール後、既存の外字を、Charset-Web入力の業務で利用する方法は次のとおりです。
グローバルサーバなどの既存システム外字を導入する
日本語資源管理の他の業務で運用している外字をCharset-Web入力の業務へ導入する
→「他の業務の外字を導入する」
それぞれの手順の概略を説明します。詳しくは、Charset Managerの「使用手引書 日本語資源管理編」の第4章を参照してください。
既存システム外字を導入する
次の流れで既存システムの外字を導入し、Charset-Web入力を運用する業務で使えるよう設定します。
既存システム外字からCharset-Web入力へ移行するために、グローバルサーバまたはPCの既存システム外字ファイルを移出します。移出方法について詳しくは、Charset Managerの「使用手引書 日本語資源適用編」を参照してください。
グローバルサーバまたはPCから移出した外字ファイルを、資源管理サーバの日本語資源管理へ登録します。
登録方法について詳しくは、Charset Managerの「使用手引書 日本語資源管理編」の第4章の「既存の外字を登録する」に関する箇所を参照してください。
2.で登録した既存外字を、Charset-Web入力を運用する業務へ移行します。
移行方法について詳しくは、Charset Managerの「使用手引書 日本語資源管理編」の第4章の「別のフォントシステムに移行する」に関する箇所を参照してください。
なお、移行時の、[移行先フォント]の各項目の指定は、次のとおりです。
項目 | 設定値 |
---|---|
フォントシステム | 辞書用外字 |
書体 | GMxx |
注意
書体の「GMxx」の表記は、[移行先フォント]の指定時に、一意に決定される値です。環境に応じて異なります。
他の業務の外字を導入する
次の流れで、日本語資源管理の他の業務で運用している外字を導入し、Charset-Web入力を運用する業務で使えるよう設定します。
日本語資源管理の「外字の複写」機能を利用します。詳しくは、Charset Managerの「使用手引書 日本語資源管理編」の第4章の「別業務の外字を複写する」に関する箇所を参照してください。
1.で複写した外字を、Charset-Web入力を運用する業務へ移行します。移行方法について詳しくは、Charset Managerの「使用手引書 日本語資源管理編」の第4章の「別のフォントシステムに移行する」に関する箇所を参照してください。
なお、移行時の、[移行先フォント]の各項目の指定は、次のとおりです。
項目 | 設定値 |
---|---|
フォントシステム | 辞書用外字 |
書体 | GMxx |
注意
書体の「GMxx」の表記は、[移行先フォント]の指定時に、一意に決定される値です。環境に応じて異なります。
日本語資源管理の[外字一覧]上で、外字の作成や編集を行うことができます。ここでは、[外字一覧]を利用するまでの手順の概略を説明します。
手順
[スタート]から、日本語資源管理を起動します。
Charset-Web入力を運用する業務をツリーで選択します。
選択した業務をツリー上で展開し、[外字]-[辞書用外字]を選択します。
メニューの[業務]-[一覧表示]-[外字]を選択します。[外字一覧]ウィンドウが表示されます。
[外字一覧]ウィンドウ上で、外字の作成や編集を行う方法については、Charset Managerの「使用手引書 日本語資源管理編」の第4章の「外字を編集する」に関する箇所を参照してください。