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Interstage Charset Manager Standard Edition Web入力 Agent V9 運用ガイド JSVRFX編
FUJITSU Software

2.1.1 外字を管理する

Charset-Web入力で表示に使用する外字の管理について説明します。

利用者は、Charset Manager-Mの日本語資源管理を使用して、外字を管理します。ここでは、その手順の概略を説明します。詳しくは、Charset Managerの「使用手引書 日本語資源管理編」の第4章を参照してください。なお、この作業は、資源管理サーバ上で行います。

参考

資源管理サーバに外字データライブラリがインストールされている場合、これを利用して外字の管理を行うこともできます。詳しくは、Charset Managerの「使用手引書 日本語資源管理編」の第4章の「外字データライブラリから登録する」に関する箇所や、外字データライブラリの「ユーザーズガイド」を参照してください。

2.1.1.1 既存の外字を導入する

Charset-Web入力をインストール後、既存の外字を、Charset-Web入力の業務で利用する方法は次のとおりです。

それぞれの手順の概略を説明します。詳しくは、Charset Managerの「使用手引書 日本語資源管理編」の第4章を参照してください。

既存システム外字を導入する

次の流れで既存システムの外字を導入し、Charset-Web入力を運用する業務で使えるよう設定します。

1. 既存システム外字の移出

既存システム外字からCharset-Web入力へ移行するために、グローバルサーバまたはPCの既存システム外字ファイルを移出します。移出方法について詳しくは、Charset Managerの「使用手引書 日本語資源適用編」を参照してください。

2. 資源管理サーバへの既存システム外字の登録

グローバルサーバまたはPCから移出した外字ファイルを、資源管理サーバの日本語資源管理へ登録します。

登録方法について詳しくは、Charset Managerの「使用手引書 日本語資源管理編」の第4章の「既存の外字を登録する」に関する箇所を参照してください。

3. Charset-Web入力を運用する業務への移行

2.で登録した既存外字を、Charset-Web入力を運用する業務へ移行します。

移行方法について詳しくは、Charset Managerの「使用手引書 日本語資源管理編」の第4章の「別のフォントシステムに移行する」に関する箇所を参照してください。

なお、移行時の、[移行先フォント]の各項目の指定は、次のとおりです。

項目

設定値

フォントシステム

辞書用外字

書体

GMxx

注意

書体の「GMxx」の表記は、[移行先フォント]の指定時に、一意に決定される値です。環境に応じて異なります。

他の業務の外字を導入する

次の流れで、日本語資源管理の他の業務で運用している外字を導入し、Charset-Web入力を運用する業務で使えるよう設定します。

1. 他の業務の外字の複写

日本語資源管理の「外字の複写」機能を利用します。詳しくは、Charset Managerの「使用手引書 日本語資源管理編」の第4章の「別業務の外字を複写する」に関する箇所を参照してください。

2. Charset-Web入力を運用する業務への移行

1.で複写した外字を、Charset-Web入力を運用する業務へ移行します。移行方法について詳しくは、Charset Managerの「使用手引書 日本語資源管理編」の第4章の「別のフォントシステムに移行する」に関する箇所を参照してください。

なお、移行時の、[移行先フォント]の各項目の指定は、次のとおりです。

項目

設定値

フォントシステム

辞書用外字

書体

GMxx

注意

書体の「GMxx」の表記は、[移行先フォント]の指定時に、一意に決定される値です。環境に応じて異なります。

2.1.1.2 外字を編集する

日本語資源管理の[外字一覧]上で、外字の作成や編集を行うことができます。ここでは、[外字一覧]を利用するまでの手順の概略を説明します。

手順

  1. [スタート]から、日本語資源管理を起動します。

  2. Charset-Web入力を運用する業務をツリーで選択します。

  3. 選択した業務をツリー上で展開し、[外字]-[辞書用外字]を選択します。

  4. メニューの[業務]-[一覧表示]-[外字]を選択します。[外字一覧]ウィンドウが表示されます。

    [外字一覧]ウィンドウ上で、外字の作成や編集を行う方法については、Charset Managerの「使用手引書 日本語資源管理編」の第4章の「外字を編集する」に関する箇所を参照してください。