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Interstage Charset Manager Standard Edition Web入力 Agent V9 運用ガイド JSVR部品 JSVR-Webサービス JSVRAX編
FUJITSU Software

4.3.2 サンプルの利用手順

注意

ここで説明している部門サーバ上での操作は、管理者権限を持つユーザで行ってください。

サンプルを利用する方法を説明します。

なお、次の環境を例として説明します。

項目

設定

Charset-Web入力のインストール先

C:\Program Files\JapanistSVR

JSVRAXの公開URL

http://SERVERNAME:PORT/JSVRAX/

JSVR-CSVサービスの公開URL

http://SERVERNAME:PORT/jsvr_csv/

使用する文字処理定義のサンプル

Unicode_2004MS_m_s.js

手順は次のとおりとなります。

  1. 必要なファイルのコピー

  2. サンプルの編集

  3. クライアントでの表示

1. 必要なファイルのコピー

手順

  1. インストールされているサンプルを、フォルダごと、"Charset-Web入力のインストール先\webservice\csv\webapps\JSVRAX"フォルダにコピーします。

  2. 文字処理定義ファイルのサンプルから、必要なものを"Charset-Web入力のインストール先\webservice\csv\webapps\JSVRAX\JSVRAXUser"フォルダにコピーします。

参考

文字処理定義ファイルのサンプルについては、「4.4 JSVRAXの文字処理定義のサンプル」を参照してください。

手順1、2のコマンドライン操作の

> xcopy "C:\Program Files\JapanistSVR\webservice\csv\sample\JSVRAXUser" "C:\Program Files\JapanistSVR\webservice\csv\webapps\JSVRAX\JSVRAXUser" /s /i
> copy "C:\Program Files\JapanistSVR\webservice\csv\sample\JSVRAXCharBehavMaps\Unicode_2004MS_m_s.js" "C:\Program Files\JapanistSVR\webservice\csv\webapps\JSVRAX\JSVRAXUser"

2. サンプルの編集

コピーしたsample.htmlを、環境に合わせて修正します。

注意

ソースコードの行の先頭に「数字:」(例えば"1:"など)と表記していますが、これは見やすさのために便宜的に追加した行番号です。

修正箇所を次に示します。

1: <!-- 文字処理定義をロードする (★:1/2 src属性に文字処理定義ファイルのパスを指定) -->
2: <SCRIPT src="Unicode_MS932_m_s.js"></SCRIPT>                                    (1)
3: <SCRIPT>
4: var map = Unicode_MS932_m_s; // ★:2/2 右辺に、文字処理定義ファイル内の変数名を指定  (2)
5: </SCRIPT>
  1. (1)の斜体太字部分を、「1. 必要なファイルのコピー」でコピーした文字処理定義ファイルのファイル名に書き換えます。

  2. (2)の斜体太字部分を、文字処理定義ファイル内の変数名に書き換えます。

文字処理定義ファイルとしてUnicode_2004MS_m_s.jsを使用する場合、上記の修正箇所は次のようになります。

1: <!-- 文字処理定義をロードする (★:1/2 src属性に文字処理定義ファイルのパスを指定) -->
2: <SCRIPT src="Unicode_2004MS_m_s.js"></SCRIPT>                                    (1)
3: <SCRIPT>
4: var map = Unicode_2004MS_m_s; // ★:2/2 右辺に、文字処理定義ファイル内の変数名を指定  (2)
5: </SCRIPT>

参考

  • 「文字処理定義ファイル内の変数名」は、文字処理定義のサンプルの中の、次の場所を参照して確認できます(斜体太字部分)。

    var Unicode_MS932_m_s = [
            {init:"0", ...
  • JSVRAXの公開先URLやJSVR-CSVサービスの公開URLを、ここの説明で例としている環境とは異なる設定にしている場合は、さらに次のように書き換えを行ってください。

    • sample.htmlの中の"/JSVRAX/"を全て、"/[JSVRAXの公開パス]/"と書き換える。
      例えば、JSVRAXの公開先URLを"http://SERVERNAME:PORT/JSVRAXSystem/"としている場合は、"/JSVRAXSystem/"と書き換える。

    • sample.htmlの中の"/jsvr_csv/csv/"を全て、"/[JSVR-CSVサービスの公開パス]/csv/"と書き換える。
      例えば、JSVR-CSVサービスの公開URLを"http://SERVERNAME:PORT/jsvr_csv_server/"としている場合は、"/jsvr_csv_server/csv/"と書き換える。

3. クライアントでの表示

クライアントPC上のWebブラウザで、次のURLを開きます。

http://SERVERNAME:PORT/JSVRAX/JSVRAXUser/sample.html