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2.2.1 既存の外字を導入する

Charset-Web入力をインストール後、既存の外字を、Charset-Web入力の業務で利用する方法は次のとおりです。

それぞれの手順の概略を説明します。詳しくは、Charset Manager-Mの「使用手引書 日本語資源管理編」の第4章を参照してください。

既存システム外字を導入する

次の流れで既存システムの外字を導入し、Charset-Web入力を運用する業務で使えるよう設定します。

1. 既存システム外字の移出

既存システム外字からCharset-Web入力へ移行するために、グローバルサーバまたはPCの既存システム外字ファイルを、次の表にある方法で移出します。

移出方法について詳しくは、Charset Manager-Mの「使用手引書 日本語資源適用編」を参照してください。

既存システム外字の種類

移出方法

グローバルサーバ またはPRIMEFORCE (JEF基本辞書)

JEF基本辞書に格納されている外字を転送ファイルに出力します。

PC Unicode-JEF明朝フォント

外字適用の移出機能を使用して転送ファイルに出力します。

PC MS明朝(SJIS)フォント

外字適用の移出機能を使用して転送ファイルに出力します。

PC MS明朝(Unicode)フォント

外字適用の移出機能を使用して転送ファイルに出力します。

2. 資源管理サーバへの既存システム外字の登録

グローバルサーバまたはPCから移出した外字ファイルを、資源管理サーバの日本語資源管理へ登録します。

登録方法について詳しくは、Charset Manager-Mの「使用手引書 日本語資源管理編」の第4章の「既存の外字を登録する」に関する箇所を参照してください。なお、既存システム外字の種類と、そのフォントシステム名との対応は次の表のとおりです。

既存システム外字の種類

フォントシステム名

グローバルサーバまたはPRIMEFORCE(JEF基本辞書)

OSIV JEF基本辞書

PC Unicode-JEF明朝フォント

Windows Unicode-JEF明朝フォント

PC MS明朝(SJIS)フォント

Windows TrueTypeフォント(SJISMS)

PC MS明朝(Unicode)フォント

Windows TrueTypeフォント(UCS2)

3. Charset-Web入力を運用する業務への移行

2.で登録した既存外字を、Charset-Web入力を運用する業務へ移行します。

移行方法について詳しくは、Charset Manager-Mの「使用手引書 日本語資源管理編」の第4章の「別のフォントシステムに移行する」に関する箇所を参照してください。

なお、移行時の、[移行先フォント]の各項目の指定は、次のとおりです。

項目

設定値

フォントシステム

辞書用外字

書体

GMxx

注意

書体の「GMxx」の表記は、環境に応じて異なりますが、[移行先フォント]の指定時に、一意に決定される値です。

他の業務の外字を導入する

次の流れで、日本語資源管理の他の業務で運用している外字を導入し、Charset-Web入力を運用する業務で使えるよう設定します。

1. 他の業務の外字の複写

日本語資源管理の「外字の複写」機能を利用します。詳しくは、Charset Manager-Mの「使用手引書 日本語資源管理編」の第4章の「別業務の外字を複写する」に関する箇所を参照してください。

2. Charset-Web入力を運用する業務への移行

1.で複写した外字を、Charset-Web入力を運用する業務へ移行します。移行方法について詳しくは、Charset Manager-Mの「使用手引書 日本語資源管理編」の第4章の「別のフォントシステムに移行する」に関する箇所を参照してください。

なお、移行時の、[移行先フォント]の各項目の指定は、次のとおりです。

項目

設定値

フォントシステム

辞書用外字

書体

GMxx

注意

書体の「GMxx」の表記は、環境に応じて異なりますが、[移行先フォント]の指定時に、一意に決定される値です。