日本語資源管理で外字に定義した属性を、クライアントのIMEで利用したい場合の業務の作成例を示します。
この場合、クライアント側には、Charset-入力アシストをインストールする必要があります。
業務を作成します。
この場合、以下の設定が必要となります。ここで説明されていない項目については、任意の設定となります。業務の作成方法については、“第3章 業務の管理”を参照してください。
業務で使うフォントシステム
業務で使うフォントシステムとして、クライアント側で使用されるフォントシステムを指定します。
例
指定項目 | 指定値 |
---|---|
マシン | Windows系 |
フォントシステム | Windows TrueTypeフォント(UCS2) |
書体 | 標準 |
サイズ | なし |
入力機能の利用
「入力機能を利用する」にチェックをします。
入力用マスタコード系は、業務全体で運用しているコード系から判断して決定してください。決定の仕方は、“3.1.1.3 入力機能の設定”を参照してください。
配付情報
配付方法は、任意の方法を選択してください。
クライアントグループで、以下の設定をします。
例
指定項目 | 指定値 |
---|---|
フォントシステム | aで追加したフォントシステム |
IME種別 | Charset-入力アシスト |
辞書用外字に外字とその属性情報を作成します。
辞書用外字に外字を作成します。このときに同時に属性情報も設定します。
外字データライブラリがインストールされている場合、辞書用外字で外字データライブラリからの登録を行うことにより、外字データライブラリの辞書を利用することができます。
aで追加したフォントシステムに辞書用外字から外字を移行します。
外字と辞書を配付します。
Charset Managerの資源配付を利用して配付する場合、クライアント側で「日本語資源取出し」を実行したときに、Charset-入力アシストへの辞書の適用を行います。
これにより、クライアント側で外字をIMEから簡単に入力することができるようになります。