ページの先頭行へ戻る
Interstage Charset Manager Standard Edition V9 使用手引書 日本語資源管理編
FUJITSU Software

H.2 Charset-入力アシストで日本語資源を利用する場合

日本語資源管理で外字に定義した属性を、クライアントのIMEで利用したい場合の業務の作成例を示します。

この場合、クライアント側には、Charset-入力アシストをインストールする必要があります。

  1. 業務を作成します。
    この場合、以下の設定が必要となります。ここで説明されていない項目については、任意の設定となります。業務の作成方法については、“第3章 業務の管理”を参照してください。

    1. 業務で使うフォントシステム
      業務で使うフォントシステムとして、クライアント側で使用されるフォントシステムを指定します。

      指定項目

      指定値

      マシン

      Windows系

      フォントシステム

      Windows TrueTypeフォント(UCS2)

      書体

      標準

      サイズ

      なし

    2. 入力機能の利用
      「入力機能を利用する」にチェックをします。
      入力用マスタコード系は、業務全体で運用しているコード系から判断して決定してください。決定の仕方は、“3.1.1.3 入力機能の設定”を参照してください。

    3. 配付情報
      配付方法は、任意の方法を選択してください。
      クライアントグループで、以下の設定をします。

      指定項目

      指定値

      フォントシステム

      aで追加したフォントシステム

      IME種別

      Charset-入力アシスト

  2. 辞書用外字に外字とその属性情報を作成します。
    辞書用外字に外字を作成します。このときに同時に属性情報も設定します。
    外字データライブラリがインストールされている場合、辞書用外字で外字データライブラリからの登録を行うことにより、外字データライブラリの辞書を利用することができます。

  3. aで追加したフォントシステムに辞書用外字から外字を移行します。

  4. 外字と辞書を配付します。
    Charset Managerの資源配付を利用して配付する場合、クライアント側で「日本語資源取出し」を実行したときに、Charset-入力アシストへの辞書の適用を行います。
    これにより、クライアント側で外字をIMEから簡単に入力することができるようになります。