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Interstage Charset Manager Standard Edition V9 使用手引書 日本語資源適用編
FUJITSU Software

3.4.1 複数ユーザーでの運用

Windowsのシステムで外字を移入する場合、移入を行ったユーザーで関連づけられている外字ファイルに外字が移入されます。システム内のすべてのユーザーで配付した外字を使用したい場合は、Charset Managerインストール時に[ユーザの外字ファイルを共通にする]チェックボックスをチェックしてインストールしてください。

上記の設定を行うと、システム共通のスタートアップに外字ファイル関連づけコマンドのショートカットが作成されます。作成されるショートカットのリンク先は、以下のとおりです。

“インストールディレクトリ\ADJUST\f3ceudcl.exe”/l /r

インストール後に設定を行いたい場合には、上記のコマンドをスタートアップに手動で登録してください。外字ファイル関連づけコマンド(f3ceudcl.exe)については、“A.2 外字ファイル関連づけコマンド”を参照してください。

注意

  • すでに別の外字ファイルに関連づけがされていた場合、上記の設定を行うと、外字ファイルが上書きされます。

  • 外字関連づけコマンドは、以下の製品のバージョン以降でサポートされています。

    • SystemWalker/CharsetMGR V5.0L10以降

    • ADJUST V2.1L40以降

  • Windows Server 2012のServer Core環境の場合、本手順では設定できません。手順については、“2.2.1.2 Windows Server 2012 / Windows Server 2016 / Windows Server 2019の場合”の“◆Windows Server 2012のServer Core環境における複数ユーザーでの運用について”を参照してください。

  • 設定を有効にするためには、適用ユーザーにおいて一度書体を指定した外字の関連づけコマンドを実施しておく必要があります。
    また、独自に作成した適用処理で適用を行う場合も同様に、書体を指定した外字の関連づけ処理を実施する必要があります。(配付される適用バッチでは、実施するようになっています。)

    書体を指定した外字関連づけコマンド例は、以下の通りです。

    f3ceudcl.exe /s "書体名" /f "外字ファイル名"

    詳細は、“A.2 外字ファイル関連づけコマンド”を参照してください。