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Systemwalker Centric Manager/Systemwalker Event Agent トラブルシューティングガイド 監視編
FUJITSU Software

6.14 Systemwalkerコンソールで、[ノードプロパティ]のインストール情報が有効にならない

Systemwalkerコンソールにて、各ノードに対して[オブジェクト]メニューから[プロパティ]を選択、または、右クリックで[プロパティ]選択した際に、“Systemwalker Centric Manager”、“Systemwalker Operation Manager”タブのインストール情報が有効にならない(チェックされない)場合の対処方法を説明します。ノードの各情報が取得される機能の一覧については、“ノーロパティ項目”を参照してください。

対象バージョンレベル

対処1

確認ポイント

選択しているノードを、Systemwalkerコンソールで、削除していませんか。

対処方法

Systemwalkerコンソールで、[イベント]、[イベント監視の動作環境]の[ノード]がグレーアウトされている”を参照して、対処してください。

対処2

確認ポイント

ノードの登録をノード検出、または、Systemwalkerコンソールでノードの作成を実施していませんか。

対処方法

Systemwalkerコンソールで、[イベント]、[イベント監視の動作環境]の[ノード]がグレーアウトされている”を参照して、対処してください。

対処3

確認ポイント

Systemwalker Operation Manager を後からインストールしていませんか。Systemwalker Operation Manager を後からインストールすると、情報は自動登録されません。インストール情報がSystemwalker Centric Managerのみ有効状態になります。

対処方法

以下の対処を実施してください。

対処4

確認ポイント

登録されないノードと同じホスト名のノードが上位システムに存在していませんか。

V11.0L10/11.0以降の場合

下記メッセージが、上位システムより出力されていませんか

[Windows版の場合]

MpOpagt: 警告: 320: 下位システムから自ホストと同じホスト名のデータを受信しました(%1,%2)。論理的通信構造に誤りがないか確認してください

[UNIX版の場合]

opagtd: 警告: 320: 下位システムから自ホストと同じホスト名のデータを受信しました(%1,%2)。論理的通信構造に誤りがないか確認してください

%1:ホスト名

%2:IPアドレス

※論理的通信構造に誤りがない場合でも、自ノードと同一ホスト名のデータを下位システムより受信した場合に出力されます。

原因

同一ホスト名のシステムが存在する環境では、Systemwalker Centric Managerで管理している内部的な管理情報に矛盾が発生し、正しく登録できません。

対処方法

ネットワーク全体で、一意のホスト名となるようにOSを設定してください。また、Systemwalker Centric Manager が意識するホスト名([通信環境定義]ダイアログボックスで設定ができます)を異なるように定義することで対処することもできます。

※同一ホスト名のシステムの特定方法は“監視イベント一覧画面に特定ホストのッセージが表示されない”を参照してください。

対処5

確認ポイント

対象のノードはクラスタ構成(SafeCLUSTERまたはPRIMECLUSTER)ですか。

クラスタ構成の場合、“クラスタシステムのメッセージが監視できない(メッセージ発生元がSafeCLUSTERまたはPRIMECLUSTERの場合)”対処1について確認してください。

対処方法

クラスタシステムのメッセージが監視できない(メッセージ発生元がSafeCLUSTERまたはPRIMECLUSTERの場合)”対処1の対処方法を実施してください。

注意事項

インストール情報は実際のノードで以下の条件をすべて満たすときに自動登録されます。各対処で登録できなかった場合、条件を満たしているか確認してください。条件を満たしていない場合は、条件を満たすようにインストール、設定を実施してください。

【条件】

対処6

確認ポイント

有効にならないノードは、クラスタ環境の運用管理サーバの待機系ノードですか。

原因

導入時に運用管理サーバをフェールオーバしていないことが原因です。

対処方法

クラスタ運用管理ガイドの導入手順に従って、運用管理サーバのフェールオーバおよびフェールバックを実施してください。