Systemwalkerコンソールで、[ポリシー]メニューから[ポリシーの定義]-[イベント]-[ノード]と[イベント監視の動作環境]-[ノード]がグレーアウトされている場合の対処方法を説明します。
対象バージョンレベル
Systemwalker Centric Manager
Windows版:V5.0L10以降
Solaris版:5.0以降
HP-UX版:5.1以降
AIX版:10.0以降
Linux版:5.2、V10.0L10以降
Systemwalker Event Agent
Windows版:V10.0L20以降
Solaris版:10.1以降
Linux版:V11.0L10以降
対処1
確認ポイント
ポリシー機能がサポートされているSystemwalker Centric Managerを導入していますか。OSごとに、ポリシー機能をサポートしたバージョンを記述します。
Solaris版 5.0以降
Windows版 V5.0L10以降
UXP/DS版 V20L10以降
Linux版 5.2以降
HP-UX版 5.1以降
AIX版 10.0以降
対処方法
ポリシー機能がサポートされていないSystemwalker Centric Managerが導入されているノードを選択した場合はSystemwalkerコンソールで、[イベント]-[イベント監視の動作環境]の[ノード]はグレーアウトされます。ポリシー機能を使用されたい場合はポリシー機能をサポートしたバージョンへのバージョンアップをご検討ください。
対処2
確認ポイント
選択しているノードを、Systemwalkerコンソールで、削除していませんか。
Systemwalker Centric Managerの初回導入時に、ポリシー定義に必要な情報が自動登録されます。その後、ノードを削除すると、この情報が消えます。
対処方法
以下の方法でポリシー定義に必要な情報を再登録してください。
該当ノードが接続方法に、必要時接続、またはRAS接続を選択している場合
該当ノードで、以下のコマンドを実行してください。
Windows版の場合
opaconstat -a |
UNIX版
/opt/systemwalker/bin/opaconstat -a |
運用管理サーバで、以下のコマンドを実行してください。
Windows版の場合
opaconstat -a ホスト名 |
Solaris版
/opt/systemwalker/bin/opaconstat -a ホスト名 |
ポイント
ホスト名には、以下のコマンドで、該当ノードのホスト名を確認してください。
Windows版の場合
opaconstat -o |
UNIX版
/opt/systemwalker/bin/opaconstat -o |
該当ノードが接続方法に、常時接続を選択している場合
該当ノードのSystemwalker Centric Managerを再起動してください。
対処3
確認ポイント
ノードの登録をノード検出、または、Systemwalkerコンソールでノードの作成を実施していませんか。
原因
ポリシー定義に必要な情報はイベント監視の機能にて登録されます。そのため、ノード検出、または、Systemwalkerコンソールによるノード作成では登録されません。
対処方法
対処2と同様の対処方法を実施してください。
注意事項
ポリシー定義に必要な情報は、定義の対象となるノード側で以下の条件を満たす時に自動登録されます。“対処2の対処方法”で登録できなかった場合、条件を満たしているか確認してください。条件を満たしていないようでしたら、条件を満たすようにインストール、設定を実施してください。
【条件】
“システム監視”がインストール（選択インストール）されている
[通信環境定義]-[メッセージ送信先システム]が正しく設定されている
[通信環境定義]-[自ホスト名]の設定により取得されるホスト名（注）が、Systemwalkerコンソール上の対象ノードのノードプロパティ（ネットワークタグ）のホスト名と一致している
注）対象ノード側でopamsgrevコマンドを実行し、対象ノードで発生したメッセージに付加されたホスト名を参照することで、確認ができます。
