RMS ウィザードディテクタは、switchlog ファイルとディテクタログファイルhvdet_xxx.gxxlog(hvdet_icmp.g64log など) の両方にディテクタメッセージを記録します。すべてのリソース状態変化が、switchlog ファイルとディテクタログファイルの両方に記録されます。その他のディテクタメッセージは switchlog ファイルに記録されません。ディテクタログファイルは、稼動しているディテクタのインスタンスごとに作成されます。
予期せぬリソース状態レポートの発生時、デバッグメッセージがログファイルに出力されます。デバッグメッセージは、予期せぬリソース状態レポートが発生した時刻よりも前のディテクタメッセージであり、この情報は予期しない状態レポートが発生した原因を判別するのに役立ちます。
ディテクタメッセージにはログレベルが関連付けられています。デバッグメッセージのうち、MemoryLogLevel の設定値以下のログレベルのメッセージだけがログファイルに出力されます。
MemoryLogLevel は、次のようにして、hvw コマンドで 変更できます。
1. [Configuration-Edit-Global-Settings] メニューを選択します。
2. [DetectorDetails] サブメニューを選択します。
3. [MemoryLogLevel] を選択します。
MemoryLogLevel の値が大きいほど、多くのデバッグメッセージがログファイルに出力されますが、ログの内容はディテクタによって異なります。MemoryLogLevelの値の有効範囲は、1 から 9 までです (デフォルト値は 6)。