ここでは、システムログについて説明します。
RMS の BM(ベースモニタ) はメッセージを switchlog ファイルに書込み、同じメッセージをシステムログにも書込みます。デフォルトでは、すべての RMS メッセージは switchlog ファイルとシステムログの両方に書込まれます。
環境変数 HV_SYSLOG_USE を変更することにより、メッセージをシステムログに表示するか表示しないかを選択できます。メッセージがシステムログに書込まれないようにするには、hvenv.local ファイルで、HV_SYSLOG_USE=0 と設定します。変更を有効にするには、RMS を停止して再起動する必要があります。
注意
デフォルトでは HV_SYSLOG_USE = 1 に設定されています。この設定は、システムログとswitchlog に、RMS の ERROR メッセージ、FATAL ERROR メッセージ、WARNING メッセージ、および NOTICE メッセージをすべて送信します。
Log3 RMS メッセージの場合、コンポーネント番号は 1080023 です。
hvlogcontrol
hvlogcontrol は、ログファイルが大きくなりすぎるのを防止するユーティリティです。hvlogcontrol で制限するログファイルの量は、以下のいずれかの環境変数で設定できます。
● HV_LOG_ACTION
● HV_LOG_ACTION_THRESHOLD
● HV_LOG_WARN_THRESHOLD
● HV_SYSLOG_USE
注意
hvlogcontrol は crontab ファイルから自動的に呼び出されるようになっているため、マニュアルには記載されていません。